言葉の使い方を研究しよう

お目当ての本を買おうと本屋さんに立ち寄った時、インパクトのある表紙やタイトルに惹かれて、別に買う予定はなかったけど衝動買いしてしまったこと、ありませんか?私は結構、あります!皆さんもあるのではないでしょうか?まず、本を多く売りたいのなら、…

企画書の仮タイトルについて その①

おそらく、本を出したいという方は、「出版企画書を書いた方がいいのかな?」と思うはずです。これにつきましては、100%YESと答えます。なぜなら、自分が温めている企画を深く考えるようになるからです。頭の中にある構想は、いざ、紙に落とし、具現化して…

再現性を考えるうえで考えておきたいこと

読者はやはり「再現性」を気にします。つまり、著者が実践したとおりに自分もやってみて、同じようにうまくいくのか、こんなことを気にしているんですね。たとえば、口下手を解消すべく話し方の本を探している方がいるとします。いくらノウハウがよくても、…

処女作はどのくらい売れればいい?

「売れる企画はどのように考えたらいいのでしょうか?」そんな声をよく聞きます。私は基本的には、ご自身のビジネスのことを考えると、10万部超えのヒットを狙うべきではないと考えております。もちろん、10万部を狙ったわけではないけど、結果的に10万部を…

ノウハウを教えるのに抵抗があるのならば・・・

圧倒的な実績を積み上げている方のなかには、ビジネス書のノウハウを公開することに、抵抗を示す方もいらっしゃいます。もちろん、ノウハウがないわけではありません。ある考えがあって、ノウハウを詳しく教えないのです。その考えとは、何なのか?「知って…

「はじめに」の書き方~初級編

歌手はイントロ部分でいかに人を惹きつけるられるか、そこに神経を集中させているという話を聞いたことがあります。まだファンではないけど気になる歌手が新曲CDを出していて、そのCDの試聴ができるとき、ひとまず聞いてみますよね?思い返してみれば、このC…

話し方のテクニックが動画作成に活きる?

実に多くのビジネス書の著者さんが、YouTuberデビューされています。はじめはなかなか動画の編集になれずに苦戦され、動画一本配信するのに、数時間かけてしまったという話もよく聞きます。でも、最近は、だんだん動画の編集にもなれ、配信ペースをあげてい…

出版企画は3つ用意しておこう

出版不況が叫ばれて久しい今の状況、大ベストセラーを生み出すのはおろか、出版企画を通すのも、簡単ではありません。「自分の仕事をテーマに書いても売れないのではないか」このように思われている方も多いのではないでしょうか。なぜ、なかなか企画が通し…

ヒット書編集者の思惑通り? 「手に取ってもらう」ための簡単な工夫

毎日新刊が200冊以上生まれているなかで、まずはお客様に手に取ってもらうことを意識する必要があります。手に取ってもらうには、どうしたらいいのか?それをとことん考えてみてください。今日はその一つの工夫を教えます。まず、この書籍のカバーデザインを…

コンサルタントに頼む前にやっておきたいこと

今日は出版の相談として、話を聞いて来ました。以前に一度だけ、出版したことがある方でしたので、話が本当に早かったのは、ありがたかったです。出版化までしっかりとサポートしていきます。さて、コンサルタントに話を聞きにいくこと、ありませんか?私も…

プロとして考えるべきこと

今日、ある原稿を読んでいて、刺激を受けましたので、シェアしますね。まず、大前提として、今年早々に世界を覆った新型コロナウイルスで、多くの方が失職をし、多くの方の収入が激減しました。不測の事態ですので、やむを得ない面もあるでしょう。ただ、著…

打ち合わせで相手を見極めるための単純な方法

本日は、著作が軒並み売れている、著者さんとZoom会議をしました。私はどちらかというと、対面式の打ち合わせをよしとしているのですが、Zoomでも有意義に会議できるんだなと、改めて感じました。「きっとお相手の方がすごいんでしょう?」ええ、その通りな…

ビフォーアフターを書いてみよう

「売れる本を作るために、差別化しなければ・・・」こう焦っている方は少なくないように感じます。売れる本を作るには、差別化ももちろん必要ですが、差別化にとらわれすぎないことが重要です。昨日、差別化よりも個別化ということで、そのヒントを一つ紹介…

差別化を考えたら、まずやること

「私が書きたいテーマは、すでにたくさんの方が本を出しているし、差別化をはかっていかないとならない」こんなことを考えていませんか?これは半分正解で、半分不正解です。まず、差別化をはかろうという考え方自体は、間違っていません。書店に行けば、ベ…

資格をとればすぐに出版できるわけではない

「資格をとって、専門家になれば、そのうち出版するチャンスに恵まれるだろう」なんて、あまいこと考えていませんか?税理士さんに弁護士さん、社労士さん、行政書士さんなど、仕事がらいろいろな士業の方とお話をしますが、冒頭のことがいかにあまいことか…

収益ポイントを探そう

私の親もそうでしたが、企業にひとたび勤めたら、定年を迎えるまで勤め上げるのが一般的でした。親の世代はいわゆる団塊世代と言われる世代で、終身雇用制度に守られていたわけです。私が今ここで声高に叫ぶ必要がないくらい、この制度が機能しなくなってい…

今のブームは追うべきではない!

「いま、こういうテーマを書いたら売れると思うんですけど、いかがでしょうか?」こんなことをおっしゃる方も少なくありません。おそらく私以外の編集者にもこんな話をしていることも、容易に想像できます。たしかに、そういう提案自体は、その方の自信の表…

個人事業主はもう一本収入源を用意しよう

「本業以外にも何か副収入が欲しい」「会社経営が順調な今のうちに収入源の柱をもう一つ仕込んでおきたい」こんなことを考えている方も少なくないでしょう。5月時点での話ではありますが、帝国データバンクはコロナショックにより、7年ぶりに倒産件数が1万社…

プロとしての哲学、持っていますか?

2003年4月に出版社に入社して以来、ビジネス書の書籍編集者としての仕事をメインでやってきましたが、独立して今になって、非常に痛感することがあります。それは、プロとしての哲学を持っているか、ということです。おかげさまで、さまざまな業界で活躍され…

時にはテーマをぼやけさせてみる

こうまるさんによる写真ACからの写真 いろいろと人と会って、お話をお伺いしていると、こんな悩みをよく聞きます。「出版してみたいけど、出版テーマが決まらない」なかには、自分は何の専門家なのかも認識し、自分の独自性もわかっているけど、出版テーマが…

『Pretender』の世界観を出版デビューにからめて語ってみた

acworksさんによる写真ACからの写真 ヒゲダンのヒットソングについて語ります。ヒゲダンといっても、トランプカードのキングのような恰好をして、「ルネッサーンス」と言いながら乾杯する芸人ではありません(失笑)なんと、official髭男dismによる『Pretend…

失敗談を書くべき本当の理由

acworksさんによる写真ACからの写真 いやあ、昨日の『半沢直樹』もよかったです。堺雅人さんのあの迫力はなんなんでしょう。刑事ものさながらに問い詰めていくシーンは、なかなか見どころがありました。カタルシスを覚えた方も少なくなかったのではないでし…

『半沢直樹』に見る出版のアドバイス

sumochannuさんによる写真ACからの写真 『半沢直樹』のセカンドシーズンが好調のようですね。主演の堺雅人さんはじめ、香川照之さんなど、少々濃いめの演技が何か癖になりますよね。今後、どんな展開を迎えるのか、楽しみで仕方ありません。さて、『半沢直樹…

出版の下準備としてやっておきたい習慣

「ゆくゆく出版したいな」こう思っていたとしたら、必ずやっておいたほうがいいことがあります。しかも、お金をかけずにできるため、はっきり言って、やらない理由はありません。あまりじらしてもしょうがないので、簡単に申し上げます。次の二つです。・「…

輝かしい経歴がなくても出版化できる理由

15年ほど前、こんなタイトルの本が売れていました(日本実業出版社の刊行) 「輝かしい経歴を誇っていたり、業界トップクラスの成績を収めない限り、本は出せない・・・」そんなふうに思っていませんか?正直言って、誰もがかなわないような成績を収めていれ…

あの人はなぜ、TVに出ることができたのだろうか?

ダイヤモンド社より刊行 サンデージャポンなどを観ていて、「なぜ、こんな人がコメンテーターをしているんだ?」こう思ったこと、ありませんか?たとえば、ここ数年でいうと、北野唯我さんは彗星の如く現れてきました。TVをご覧になって、「彼は何者なんだ!…

チャンスをつかめる人の習慣その2

前回の記事がかなり読まれたようですので、今日はその第二弾を書きます。ちなみに今、この記事を執筆している場所は、渋谷にある東急ハンズの近くにある、ホテルkoeのラウンジです。落ち着いた雰囲気の中で、執筆するのは非常にいいですね。今度、打ち合わせ…

私の強み【自己紹介】

今年の三月から、フリーランスで編集の仕事をしていると伝えると、「あなたの強みは何ですか?」と聞かれることがあります。そこで、今になって自己紹介的な内容なので、いまさら感満載なのですが、どういうことを考えているか、紹介してみようと思います。…

チャンスをつかめる人の習慣その1

「チャンスの神様は前髪しかない」という話を聞いたことのある人も少ないでしょう。もちろん、毛髪の少ない神様だと、言いたいわけではありません。つまり、チャンスの芽を見つけたら、すぐに飛びつかないとチャンスを得られないということですよね。それに…

顧客になる人、ならない人とは?

今日は新規の打ち合わせが入ったため、新宿でお互いの仕事や出版について、いろいろと話し合いました。私自身、有意義な時間を過ごせましたし、その方の想いもとても賛同できるものでしたので、これからも良好な関係を続けていきたいと思うようになりました…