2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧

実績がさほどでも本を出せる理由

「この程度の実績で本を書けるなら、俺だって書けるのに、 なぜ、俺が出版社に企画書を送ってもスルーされるのだろう?」そんなことを思っていませんか?おそらく、あなたは自分の業界の方が書かれた本を読んだのでしょう。「著者自身の実績も自分とたいして…

アウトプット力を鍛える その3

アウトプットするためには、インプットすることの大切さを説明しました。ざっくりと言えば、「自分の主張に合わせて、インプットしていく」ということを丁寧に伝えていますので、後でチェックしてもらえれば嬉しいです。さて、今日は「その3」として、アウ…

アウトプット力を鍛える その2

昨日まずはツイッターに自分の仕事観を発信しましょうという話をしました。最初はなかなかフォローがつかなかったり、本当に見てくれているのか?そう思うこともあるでしょう。ただ、あくまでも続けることが大事です。続けることである程度、解決していくよ…

アウトプット力を鍛える その1

実は、アカウントを二つ持ってツイッターを楽しんでいます。一つは私の実名、もう一つはビジネスネームのもの。ビジネスネームのほうは、普段の私が考えていることをつぶやいているのですが、反響がぽつぽつ出はじめていて、おもしろくなって来ています。さ…

「あなたより文章はうまいから、安心して」に潜む罠

「あなたより文章はうまいから、安心して」あれは5年ほど前、初めて会った方にこんなことを言われたことがあります。このセリフの主は、とある金融関係の仕事をされている方。私の職業を伝えると、本を書きたいから少し相談に乗って欲しいと言うのです。そこ…

本が売れなかった時の要因をつかもう

ちょっぴり悲しい話をします。読者対象のことを考えながら、一所懸命に原稿を書いて、編集者もそれに応えるよう、しっかりと尽くしてくれました。しかし、初版止まりで売れたとは言い切れない……かたや、ある著者さんは毎月のように本を出しているからか、出…

企画書の仮タイトルについて その④

いよいよ今日で「企画書の仮タイトルについて」が最終回になります。今一度おさらいしますと、なかなか編集者は一つひとつの持ち込み企画に目を通すことができないため、パッと見で「これはあかんな」と思わせないよう、仮タイトルで惹きつけましょう、とい…

企画書の仮タイトルについて その③

今日は、前回、前々回の続きです。下記リンクをパッとお目通ししておいてください。企画書の仮タイトルについて その①企画書の仮タイトルについて その② 今日は、その③として「共感してくれそうなワードを探す」を紹介していきます。これにつきまして、まず…

企画書の仮タイトルについて その②

企画書の仮タイトルもしっかり考えましょう、という話をしました。タイトルを考える基本パターンとして、今日は「キャッチコピー化してちりばめる」を紹介していこうと思います。 blog.hatena.ne.jp 先日(上のリンク)も話しましたが、まずは編集者があなた…

なぜ、紙の書籍にこだわるの?

この前、自分の仕事の説明をした際、こんなことをおっしゃる方がいました。「電子書籍が増えているなか、紙の書籍にこだわるのはなぜ?」私自身、17年ほど書籍編集に携わっていて、あまりこの手の質問をされなかったので、少し面をくらいましたが、これも時…

「上手に文章を書く」ために大事なこと

「上手な文章を書きたい」「人に読んでみたいという文章を書きたい」そんな悩み、抱えていませんか?その気持ちもわかるんですよね。実は、こんなことをいうのもなんですが、私も自分の文章力について、絶対的な自信を持っているわけではありません。自分の…

自分の感覚を大事にする

仕事観、磨いていますか?

編集者として、YouTube配信している人も増えていますよね。あなたはご覧になっていますか?私自身、「同じ編集者がどんなことを考えているか?」個人的に、ものすごく気になるため、できる限り、見るようにしています。同じ編集者であっても、築いてきたキャ…

相談は仕事のようなもの

あなたも、友人からの悩み相談にのる機会があるかと思います。ただ、相談にのって、自分の考えを伝えることって、結構難しくないですか?というのも、その友人は「悩みに関する考え」を期待しているのか、「自身の答えの後押し」を期待しているのかで、話が…