2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ずらし発想法

出版業界は二十年以上、右肩下がりで推移しています。ピーク時で2.7兆円ほどの産業でしたが、今現在はその半分程度までに落ちています。 さらに驚くことに、こんな売上が落ち続けているなか、出版点数は増え続けているのです。 たしかに、ビジネス書でも十万…

著者になるには必ずしも一番にならなくてもいい?

本を書く人は他を圧倒する実績を誇り、業界で知らない人がいないほどの実力がなくてはならないと思いますか?これについては、後ほどお話しします。さて、最近、二十代の若手社員数人とお会いしてお話しする機会があり、思いの外、本をいずれ書いてみたいと…

ビジネス書で10万部を超える本を作るには?

先日、名刺交換した方がビジネス書をよく読まれる方で、 いろいろと出版について、質問をしてくれました。 「ビジネス書って、何部くらい売れたら、ヒットになるんですか?」 その方、とても美しい方で、目を輝かせながら聞いてくるので、 ドキドキしながら…

アラサー時代の辛かった時の話 その2

この話は続きです。まだ読まれていない人はこちらを読んでくださいね。このように入社3年を迎えるまで結果が出ておらず、社内の視線に冷たいものを感じ、3年目(2005年)で逆境に追い込まれてしまいました。この時点で、私は辞める方向で考えてはいたのです…

読者対象者に聞き出そう

出版座談会なる動画が上がっていて、ついつい見てしまいました。ビジネス書版元の編集長クラスの方がオンラインで出版について語り合うといったもので、出版を志している方にとっては、垂涎ものの動画と言ってもいいでしょう。私個人としても、非常に勉強に…

将来の経済状況を考えてみる

今日はセミナーがあり、お金の話を聞いてきました。いやあ、しっかりと勉強していなかったテーマでしたので、本当に勉強になりました。ここで知識を披露してみたいのですが、長くなりそうですから、内容を一部だけ出版と関連するところだけ、紹介していきま…

出版テーマの戦略として その1

自己啓発の話が続きましたので、今日は出版関係の話をします。どんなにスキルが優れた方でも、どんなに文章が上手な方でも、どんなにセンスがある方でも、戦略がなければ、売れる本を書くことはできないと言っていいでしょう。もしかしたら、あなたはすでに…

実際に悩みを書いていく

昨日のブログの続きで、自分の悩みを出版テーマにしていくために、やっていくことを紹介します。それは単純でノートやメモをつけて、自問自答していくといったものです。なぜ、これをお勧めするかというと、実際にどの分野でも実績を出している人は、必ず気…

悩みを出版のネタにする

昨日は歳を考えずに飲み過ぎてしまい、ブログ更新ができませんでした。これについて、私は猛省しないとなりません。年々、お酒に弱くなっていることは実感しているし、対策は立てられたはずなのにという思いがふつふつと湧いてきます。まぁ、今日が仕切り直…

コントロールできる人生を歩む

本日、午前中にTwitterでよくしていただいている方に、初めてお会いしました。その方は、私がTwitterで出版関連の投稿をしていた時、気に入ってフォローしてくださったのです。その方のツイートも非常に共感を覚えるもので、私自身もいいなと思っていました…

憧れの人のいる環境に身を置こう

「朱に交われば赤くなる」という言葉にある通り、人は環境に左右されやすい生き物です。そのことを踏まえて、今、自分は成長し、活躍できる環境にあるかをまず、考えたほうがいいでしょう。例えば、先進国で生を受ける人は全体の十数パーセントほどと言われ…

アラサー時代、辛かった時の話 その1

新入社員が入っていつも思うことがあります。「あっ、この人、僕よりもできそうだな」しっかりと先輩や社内の人間に気を使って挨拶をしていますし、丁寧に仕事をしているなという印象を持つことが多かったですね。今、こうして書くと当たり前のことだと思い…

20代は人と会って共鳴しよう

コロナ自粛もあり、なかなか人と会えない時期が続きましたよね。そして、先月末になりますが、1.5ヶ月ほどの自粛期間を過ぎ、ようやく人と会える状態になってきました。自粛で閉ざされていた門が開き、人と会いに行っている方も少なくないでしょう。もちろん…

自分で自分を評価する

コロナ自粛の前も早期希望退職の話が出たりなど、企業はどんどん社員を減らしていました。先月時点で、コロナ禍で7400名ほどが失業中になっているそうです。今後もリストラの流れは止められないでしょうし、倒産する会社も増えていくでしょう。仮に、定職に…

20代が入社直後に同僚に劣等感を抱いたら

今年新しく会社に入った方、おめでとうございます!新しい生活に心を踊らせて日々過ごしている方もいるでしょう。また一方で、自粛が明けたこの6月、なかなか会社の雰囲気になれず、息苦しく思っている方もいるかもしれません。そんなスタートの時期、さま…

ストーリーを描こう

知人の話でショッキングな事がわかりました。その知人は会社を経営されている方で、今回のコロナショックにより、リストラを考えるようになったそうです。自粛期間は社内で定期的に行われていた会議も必要最低限に抑えられて、試行錯誤した結果、それほど社…

自己肯定感は必要ない? その2

昨日は自己肯定感って本当に必要なの?こんな話をしました。私は社会を出て、20年ほどになりますが、「自信がある」と断言できる人って、本当に限られていると思います。『日本が「世界一」を守り抜く戦略』の著者、パトリック・ニュウマンさんは、親日家…

自己肯定感は必要ない? その1

先日、心理学系の仕事をされている推定25歳の方と、電話でお話しして気づいたことがあります。今の20代の方は自信がない方が思いの外、多いということです。その方が言うには、自分と同じ歳くらいの方が、事業家としてYouTuberとして活躍しているのを見て、…

新たなチャレンジを!

実は、本日誕生日を迎えました。もう43歳になります。いやあ、あっという間ですね。つい最近まで20代だった気がしたのに〜。人生を旅だとすると、「思えば遠くへ来たもんだ」と、自分の歳を改めて思い返してみて、軽い驚きがあります。さて、今年3月に独立…

箕輪さんの長所を真似できないかという視点

昨日、箕輪厚介さんのことを一編集者として、思ったことを書いてみました。正直、編集者としての立場なら、率直として昨日書いたことが全てですね。ただ、「彼が作った本ならば書いたい」と思わせるところは、すごいと認めざるを得ません。自分ブランディン…

箕輪厚介さんについて思うこと

あえて書きます。誰も知り合いの編集者が書かなかった、ある編集者のことを。それは編集者・箕輪厚介さんのことを。なぜ、今日書くのかというと、こんなツイートがあったからです。今回はきっかけになった、事件のことは語りません。お会いしたことはありま…

完全オリジナル商品を作るには?

昨日、『マーケティングは他社の強みを捨てることから始まる』という、2006年に刊行した本を紹介しました。その中で、他社ヒット商品の追随商品が、いかに不利益を及ぼすのかといった話も紹介しました。これについては、割と言われていますし、私が言うまで…

マーケティングは他社の強みを捨てることから始まる

表題は、十数年前に編集した本のタイトルです。今日、なぜ紹介するかというと、サクサク読める面白さと実用性があるからです。ペーパーバックで今も販売していますので、試しにちょっと読んでみてください。手前味噌ですが、いい本ですよ!さて、一見すると…

汎用性があること

ビジネススキル系の本を買う人は、ノウハウを身につけて、自分の力を上げ、結果を出していこうと考えています。読者さんの視点から見た場合、読書によってなんとかそのノウハウをものにしたいと思うものです。当たり前すぎるほどの前提であり、忘れてはなり…

キャッチコピーにセンスは必要か?

キャッチコピーは言うまでもなく、売れ行きを大きく左右しますが、とかくセンスで語られがちです。特にバブル時代は、コピーライターが大活躍していた時代で、まさしくキャッチコピーのセンスひとつで、力のあるコピーライターは稼ぎ続けてきたはずです。た…

メモの重要性

昨日、『ゼロ秒思考』が6年以上も売れ続けていて、素晴らしいという話をしました。売れている理由は、さまざまあるかと思いますが、今日はこの二点にフォーカスします。 メモすることの重要性は皆気づいているができていない これならできそうと思わせる工夫…

人気YouTuberの発言にヒントがある?

小学生が将来なりたい職業として、上位にYouTuberがあげられるようになって久しいですが、やはり人気YouTuberの発言はかなり影響力があるように思います。改めてそのことを痛感する出来事がありました。先日、元々勤めていた会社の本『雑談の一流、二流、三…

恋愛の観点でブランディングを

フリーランスとしてやっていくには、やはり自発的に営業をかけていく必要があると、つくづく思います。企画書を書いてまとめて、出版社に問い合わせるといった、地道な仕事になりますが、今はこういったことをしていかなければなりません。ただ、ゆくゆくは…