自己肯定感は必要ない? その1

先日、心理学系の仕事をされている推定25歳の方と、
電話でお話しして気づいたことがあります。

今の20代の方は自信がない方が思いの外、多いということです。

その方が言うには、自分と同じ歳くらいの方が、
事業家としてYouTuberとして活躍しているのを見て、
「僕もこうなりたかったのに・・・」
と現実と理想のギャップに悩んでいる方もかなりいるというのです。

たしかに、そういうことなんだろうなと、納得してしまいました。

『すぐやる』系の本、ホリエモンさんの『多動力』などの書籍が、
軒並み売れているのは、
フットワーク軽く行動している方への憧れがあるのでしょう。

「自分はできないのではないか」
「失敗したらどうしよう」
などというネガティブな考えに囚われ、
足かせがついてしまっている状況に、
ヤキモキしている方も多いのではないでしょうか。


ちなみに、私自身の「自己肯定感」はある方だと思います。

独立してから、「勇気ありますね」と言われたことがありますが、
「愛と勇気だけが友達なんでね」と、
アンパンマンの歌詞のような返答をしています。

もちろん、とてもじゃないですが、不安がないなんて言えません。

最終的に「いっちょやってみっか」というあくまで軽いノリなんですよね。


あっ、全く参考にならないですね。
今日は「自己肯定感がなくても生きていける」という話をしようと思っています。


実際に会社勤めの生活をして思ったことですが、
自分を肯定しすぎると、社長に平気で異を申し立てたり、
会社の方針に心の深い部分で納得できなかったりするんですよね。

もちろん、自分の意見が一番と伝えたいわけではありません。

会社員なら、客観的な視座で、
主張するところは主張する、
引くところは引くというスタンスを持つ必要があります。

その際、「自己肯定感」が強いと、
主張ばかり重きを置いてしまい、他の方と衝突することも考えられますので、
むしろ「自己肯定感」は控えめな方が会社員として、うまくやりやすいように思います。


そのため、自分は将来的にどう仕事をしていきたいかと考えて、
「自己肯定感」をしっかりと持つべきかどうかを決めていくことが、
必要なのではないでしょうか。

「自己肯定感」がどうしても芽生えず、
また、会社での仕事が面白いものならば、
無理に「自己肯定感」を強める必要はないかと思うのです。

必須ではないと考えると、気が楽になりませんか?


もっとも、そんなことは百も承知で、
会社を辞めて個の力でがんばりたいからこそ、
「自己肯定感」を強めたいと思っているのかもしれませんね。

「自己肯定感」を強める方法については、
私なりの方法があります。

明日、書きます。
お楽しみに!


それでは、また!