学ぶ姿勢を何度も復活させる
私自身、学ぶのは好きです。
会社に在籍していた時も、そして今も、
常に何かを学び取ろうとは、
思っています。
しかし、実際、自己投資して学びに行っても、
成長を実感することって、それほどないように思うのは、
私だけでしょうか?
月にいくらか支払っているけど、無駄なのではと思うのなら、
それはまだ可愛いほうです。
「人より時間をかけて学んでいるのに、
何もしていない人のほうがうまく行っているじゃないか」
なんて思い出すと、一気になんて情けないやつなんだと、
自分を責め始めます。
こうなったら非常に厄介で、
もう自分を変えるのなんて無理だから、
学ぶこと全般をやめようという気持ちになりかねません。
・・・なんか情けない話になってきましたが、
こんな気持ちになったことがある人は、いないでしょうか?
私は何度か、自分の不器用さやセンスのなさに、
嫌気がさしてきています。
もし、共感する方がいましたら、少しでも力になりたいと思い、
今日はこのテーマを設定しました。
早速、自己投資しているけど、なかなか成果が現れない時、
どう考えればいいかとお伝えしましょう。
- その能力を手にした時の未来をポジティブに想像する
- 閾値(いきち)の概念を知る
主にこの二つの話をします。
まず、一つ、「その能力を手にした時の未来をポジティブに想像する」です。
これは、そのままズバリですよね。
例えば、話し下手を克服したら、どんな人とも楽しく会話ができ、
上司に提案すれば必ずやってみたい仕事を任せてもらえるし、
素敵な異性と仲良くなれる・・・
などと考えてみます。
考えてみるだけでは弱いので、さらに言語化してみてもいいでしょう。
すると、どういうことが起きるかというと、
話し下手を克服することを諦めることとはつまり、
「思い描いた未来予想図」を破り捨てることでもあるため、
もうちょい頑張ってみようと思い始めます。
私はこれを利用して、思いとどまることに成功しました。
もう一つの「閾値(いきち)の概念を知る」を紹介します。
閾値の概念とは、私のウィキペディアによると、
「ある数値を超えない限り、変わらないが、
その数値を超えると大きく変化する」
というものです。
私は野球観戦が好きで、よく「ああ、この選手、閾値を超えたな」と思うことがあります。
例えば、少し前まで一軍二軍に行ったり来たりでパッとしなかったのに、
急にバリバリ一軍で素晴らしい成績を収め始める選手がいます。
ライオンズの山川選手、スワローズの山田哲人選手など、そうですよね。
一気にホームラン王になりましたよね。
彼らを見ると、おそらく人の成長って、ある壁を超えれば、
ものすごい高みに一気に行けるんだなと感じます。
これは別にスポーツだけに限ったことではありません。
私も経験があります。
入社して3年、ヒット書どころか、増刷率を考えると、
5%ほどしかありませんでした。
そして4年目になると、増刷率が格段に上がり、
その年一年で在籍していた会社で出した新刊の中で、
TOP5に二点ほど私が出した本が入ったのです。
それまで努力が報われず、苦しい思いをしましたが、
それが報われ、もう見る世界が変わりましたね。
私は、他のものでも、閾値を乗り越える快感を味わいたいです。
こう考えると、目の前のきついものも頑張れます。
共に頑張りましょう!
それでは、また!