2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

サラリーマンがビジネス書を書く有利性と磨くコツ

あなたが仮にビジネスパーソンだとして、ある程度の実績を誇れるようになったら、是非とも出版を志してほしいと思います。サラリーマン著者さんのかけがえのない長所として、「会社勤めをしている方の気持ちがわかる」というのが挙げられます。これってかな…

企画書を書く前に

出版企画書を書く前に、心がけておきたいことがあります。 それは、自分をいかに魅力的に魅せるかという自己ブランディング力を磨くことです。 自己ブランディング力とは何ぞやと思う方もいらっしゃるでしょう。 そんな方は、この情報にあふれているなかで、…

型を持とう〜レイアウト編〜

昨日と一昨日の続きになります。レイアウトについては、基本的には「シンプルでわかりやすく」で考えています。基本的には、カバーデザインとキャッチコピーについては、このコンセプト通りとなります。また、企画の構成を考える上で、どう見せていくのか、…

型を持とう〜キャッチコピー編〜

昨日は、型を持とうということで、カバーデザインの考え方のお話をしました。「シンプルでわかりやすく」をもとに考えることが、私の「型」であるとわかったと思います。ビジネス書はファッション感覚で読む本ではありません。読者対象の問題解決に応えるた…

型を持とう〜カバーデザイン編〜

私は今現在、一社しか勤めていませんでしたし、基本的に書籍の編集の仕事しかしておりません。大学卒業から25歳まで日雇いバイトをしていたので、その話もできないことはありません。ちなみに、その時の話については、こちらで書いていますし、もし要望あれ…

デビューのために人と会おう

パーティーなどで初めて会った人と意気投合して、そのまま飲みに行って、その人の大事な人を紹介してもらった経験、ありませんか?私はわりとあります。例えば、10年以上前、出版パーティーであるライターさんと知り合って、そのまま伝説的名店「なんでんか…

書店さんを回遊してライバルを探す

今日は昼の合間に少し時間があったので、ジュンク堂書店池袋本店さんに立ち寄って、さまざまなコーナーを回遊しました。今回、お伝えしたいのは、企画を考えるなら、ベンチマークする書店さんを決めて、定点観測していけば、企画のヒントが必ず見つかるとい…

カンボジアに行った話 その1

コロナ自粛の中で書く話題ではないかもしれませんが、海外に旅行に行って、一番ショックを受けた国はカンボジアだ。AKB的に言うと、不動のセンターで絶対的エースと言えます。なかなか濃い経験をしましたし、仕事の話ばかりでは疲れてしまうので、今日は勢い…

文章を書く目的は?

昨日と一昨日のブログの続きです。書くべきテーマが定まって、いざ書こうという時に、筆が進まなくなってしまったこと、ありませんか?このブログでは、ライティングブルーというややセンスに欠ける言い方をしていますが、そのための予防線をしっかりと引い…

どんな人に読んでもらいたいか

これは、昨日の続きとなります。初めてビジネス書を書くことが決まったら、「念願叶って、いよいよ著者デビューできる」と気持ちが高揚する方も多いでしょう。しかし、そんな時に落とし穴があります。発行月や原稿の納期などを相談して決めて、できるだけ書…

ビジネス書の原稿を書く前にしておきたいこと

本業の仕事をしながら、一冊分の原稿量がはたして書けるのか?そう疑問に持った人も少なくないでしょう。ビジネス書で言うと、200ページにも及ぶため、相当な量を書かなきゃと、精神的な疲労を感じる方もいらっしゃるかもしれません。「そもそもどのくらいの…

外出規制が解かれた後、人々はどんなことを考える?

緊急事態宣言は発令されて、1ヶ月半がすぎました。東京首都圏内は日に日に感染者数を抑えてきています。残念なことに、首都圏内の緊急事態宣言に関しては、まだまだ解除は見合わせの方向のようですが、少しずつ解除する日も近づいてきているのも感じます。…

出版企画書を持ち込む前に

昨日、出版企画書の書き方講座よりも優先して、学ぶべき「書き方」がある、という話をしました。その背景として、あまた出版社に届くであろう出版企画書の中から、一瞬で「これはすごい」と思わせる工夫が必要だと、その一環としてある力を身につけようとい…

出版企画書の書き方よりも学ぶべき「あるものの書き方」について

SNSを見ていると、現役のヒット編集者を呼んで、「出版企画書のセミナーを開催します」なんて告知をよく見ます。はじめてこの告知を見た時、「そこに興味があるんだ!」と驚いたものです。しかも、企画の考え方よりも出版企画書の書き方のほうが、人気があっ…

「すぐやる」の後に来るテーマとは?

3年前に編集担当した『「すぐやる人」と「やれない人」の習慣』が、おかげさまで今も売れているようです。先月上旬から緊急事態宣言で自粛ムードの中、あわせて1万部の増刷が決まったという話を、塚本先生からお聞きしました。長く愛される本を作りたいと、…

学ぶ姿勢を何度も復活させる

私自身、学ぶのは好きです。会社に在籍していた時も、そして今も、常に何かを学び取ろうとは、思っています。しかし、実際、自己投資して学びに行っても、成長を実感することって、それほどないように思うのは、私だけでしょうか?月にいくらか支払っている…

文章にリズムをつける工夫 基本その2

昨日、文章にリズムをつける工夫として、文法や構文に気をつけましょう、という話をしました。おそらく、小学生か中学生ぐらいの時に教わったことなので、初歩的だなと感じた人もいるでしょう。まれに文末表現が揃ってしまう人もいますので、原点回帰という…

文章にリズムをつける工夫 基本その1

今日は、文章を読んでもらうための工夫を紹介します。正直言って、我流です。あまり参考にならないかもしれませんが、少しでもやってみたいことがあったり、楽しんでもらえたらと思います。では、早速ここで質問です。あなたは、どんな文章が読みやすいと思…

SNSでの投稿について

当たり前の話をします。著者のネームバリューが通っている人の本ほど、売れます。正直、深く企画を考えなくても、有名な方が書けば、本は売れてしまうのです。今まであれだけ、「自分の強み」と「読者対象」を吟味して、企画を考えよと伝えてきたので、なん…

「しないこと」を決める

「どうやったら売れる企画が作れるのか」という質問をもらうことがありますが、「これだけおさえれば確実に売れるというものはない」と伝えるようにしています。がっかりしましたか?むしろ、「このスキルを使えば、たちまち本が売れるようになる」と、考え…

上司ないし会社相手に戦略を立てる

会社員として働くなら、切り離せない存在がいます。言うまでもなく、上司という存在です。そして、厄介なことに、上司は選べません。入社して配属された先にこれからお世話になる上司がいますが、どんな価値観や判断基準を持っているか、わかりません。それ…

コンプレックスの向き合い方

昨日、コンプレックスに感じているものが、 努力によって、強みになるという話をしました。 実際に、コンプレックスを克服して、それを出版のテーマに変えた人は多いということも伝えました。 昨日も話しましたが、一度、改善のツボをつかんだら、 面白くな…

コンプレックスが強みになる!

人は誰でも多からず少なからず、コンプレックスを持っています。私の場合は、身長の低いところ、行きたかった大学に行けなかったこと、話がうまくないことなど、細々としたものを入れれば、3桁は行くかもしれません。もちろん、私のコンプレックスの話をし…

PREPの中で重視すべきところ

昨日の話で「型」を作ることの大事さをお教えしました。何法が大事なんでしたっけ?PREP法ですね。文章に自信のない人は、是非とも使ってくださいね。売れているビジネス書著者さんも使ってるって、言ってましたからね!さて、PREP法の話を深掘りしようと思…

文章が苦手だけど出版したいという方へ 文章術編

前回、文章が苦手だけど出版したい方に対して、メッセージ的なブログを書きました。今回は、もう少しテクニカルなことを書こうと思います。まず、このブログを読む上で心得て欲しいことをひとつ、言いますね!それは、初めてビジネス書を書く方が、文章が苦…

著者さんとの相性について

今まで150冊以上の書籍の編集を担当し、世に出してきて、思うのは、著者さんと編集者という人間同士が関わっている以上、相性というものがあるように思えてなりません。そして、その相性は、あの著者さんと仲がいいからうまくいくとか、そういうものではなさ…

文章を早く書くには

毎日、ブログを更新しているわけですが、書く時間がどのくらいかかるのかを意識して書いています。書き始めた当初は、1時間ほどかかったものですが、ここに来て、40分前後まで圧縮できています。とはいえ、何かショートカットキーをバリバリ使って、スピー…

苦手の克服をしよう!

僕は、営業という仕事をしたことがありません。それどころか、人を納得させて、契約を結ぶという一連の流れについて、苦手意識があるぐらいです。縁があった人の商品を人に紹介したりなど、営業力を鍛えるためにやったこともあるのですが、まったくうまくい…

説得するときに「論」や「情」よりも大事なもの

一所懸命、説得にあたってみても、なかなか相手からいい反応が返ってこないこと、ありませんか?私は正直な話、かなりあります。私は特に面と向かって主張したい時、論理立てて伝えようとはしているものの、「論」より「情」のほうが割合が多くなってしまう…

文章が苦手だけど出版したいという方へ マインド編

「ゆくゆくは出版したいけど、文章力に自信がない」こんな悩みを持っている方は、少なくありません。この悩みに関しては、文章力なんて気にしないでください、と伝えています。もちろん、文章力はあるに越したことはないですけど、ビジネス書の作家の場合は…