外出規制が解かれた後、人々はどんなことを考える?

緊急事態宣言は発令されて、1ヶ月半がすぎました。
東京首都圏内は日に日に感染者数を抑えてきています。

残念なことに、首都圏内の緊急事態宣言に関しては、
まだまだ解除は見合わせの方向のようですが、
少しずつ解除する日も近づいてきているのも感じます。

国や政府の対応はなかなか評価できない面がありますが、
多くの方が外出したいのを我慢したから、
状況が改善されてきていると言っていいでしょう。


ただ、一方で懸念もあります。

人々の我慢がどこまで続くのかという問題です。

おそらく、多くの方がうつらないようにと緊張感を持って、
生活されていたでしょうから、
そろそろ自粛疲れを感じている方も多いのではないでしょうか。

経済がストップしている中ですから、
将来の仕事の不安を抱えている方も少ないないでしょう。
もちろん、主婦の皆さんの気疲れも看過できません。

こんな風に皆さん、張り詰めたストレス状態で暮らしているわけです。


では、コロナが落ち着いた時、社会の流れや人々の感情はどう変わるのでしょうか?

最近は、よくそんなことを考えています。

ビジネス書の企画を考えることが多いため、
会社員の方々がどんなことを望んでいくのかといったことを、
特にシミュレーションしています。


まず、一つは、独立される方は増えるだろうなという予測ですね。
よろしくない話として、やむなく会社を退職する方も増えるでしょう。

これは想像に難しくないはずです。
内部留保の少ない会社は苦境に立たされるでしょうし、
大会社にいてもリストラ勧告されるケースも増えるでしょう。

もし、自分が今会社に勤めていたとしたら、
どう考えるだろうかということも考えています。

以前のブログで言いました通り、
自分ごとにすることが企画を着想する鉄則だと思っているからです。


次に、仕事環境の変化はどうなるかと考えると、
いっそのこと、首都圏から離れる方も増えるかもしれないなと見ています。

コロナ騒動がある程度収まったとしても、
感染してしまうと人命を脅かすという記憶を消し去ることは、
たやすくありません。

いくら騒動が収まったとしても、
すし詰め状態の通勤電車は避けたいと思うのが心情ではないでしょうか。

在宅ワークで会社に行かなくても仕事ができることも知りましたし、
遠距離でもネットを使えばオンライン会議ができることも知りました。

会社に足を運んで勤める意義があるのか?
人口密度の高い東京で高い家賃を払って生活する意味があるのか?

コロナにより収益が立たない会社も多いため、
給料も上がりにくいでしょうし、
こんなことを考える方も増えるように思います。


さて、コロナが落ち着いた時にどんな風に人の感情が変わっていくのか、
企画を考える上で押さえておきたいですよね。


それでは、また!