2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

本で会社の商品やサービスを紹介したいという方へ

昨日のブログで、出版化に向けての準備の1つに、出版するテーマを決めるというものを挙げました。人によってどこまで具体的に出版テーマを決めているか、違いはありますが、1つ言えるのは、最初はできるだけ広く考えるのがポイントだということです。ただ…

出版したいと思った時にまず三つのことを考える

「出版したい!」という気持ちがあるのでしたら、まずは何かしら準備はしておきたいところです。ただ、自分はまだまだ出版するのには実力が足りないという気持ちもあるでしょう。それでも、全然問題ありません。準備していくことで、自分の弱いところに目を…

聞いて引き出す姿勢を持っていますか?

「そもそも編集という仕事は何に似ているのか?」こんなことを聞かれたことがあります。これ、結構プレッシャーがかかるんです。期待に応えなきゃと思うと、いったん出した答えで良かったのかなとも思います。一時期、スポーツのバラエティー番組で、サッカ…

助走としてのクラシック

みなさん、在宅勤務が増え、家での作業が増えてきていることでしょう。私は一日中、家にこもってパソコンとにらめっこし、気がついたら、日が沈んでいたという経験、ありませんか?私も割と仕事に没頭しやすい方で、こういったこと、あります。こう言うと、…

「失敗は怖い」と考えるのは普通のこと

「さあ、どんどんチャレンジしてみよう!」「失敗してもそれは成功の1つのステップにすぎない!」ビジネス書の自己啓発本を見ていると、このような言葉が踊ります。たしかに、うまくいっている人というのは、失敗をものともせずに、どんどん突き進む人のイ…

読者対象は最も身近な人で会えない人?

自粛を余儀なくされる状況下ですから、ネットフリックスなど、新規で登録している方、多いみたいですね。政府のコロナ対策も進んでいるのか、どうなのか、はっきりつかみにくいですし、いつまでこの状態で生活を続けるのだろうと、不安に思っている方も少な…

二匹目のドジョウについて

出版社に勤めていた頃、数多くの持ち込み企画に目を通しましたが、非常に気になっていたことなので、少しはっきり言おうかなと思います。それは何かと言うと、ヒットした本を真似し、アレンジを加えた、いわゆる「二匹目のドジョウ」本の企画を提出する方が…

動画ウォッチングの日々

コロナ禍で外出自粛をなり、アマゾンプライムやNetflixで、過去の映画やアニメなど、観ている方も少なくないと思います。SNSの友達なんかも、「オススメの映画を教えて!」「ほっこりするアニメが見たいから教えて!」など、オススメを聞いていましたね。こ…

独立に向く人ってどんな人だろう?

今はそういう世の流れなのか、たまたま私の周りだけか、見当はつかないけれど、厳然たる事実があります。それは、ここ10年で実に多くの方が独立をしているということです。同業の編集者でも抜きん出た成績を収めていた方はもちろん、年収も高く安定している…

独立して大事な問題はメンタル? 私がやるべきこと!

まず独立して感じるのは、孤独であるということ。はい。私も実感しています。十数年会社勤めをしていて、当たり前のように同僚に挨拶をしていたことが、本当にありがたいことだったんだなと感じます。もともと、10代の時は社交性などなく、1人でいることに関…

読者対象の考え方(先輩と私の違い)

私が入社した当時、ビジネス書でヒットを連発している先輩がいました。近くで見ていて、その先輩が特にすごいなと思ったのは、「自分が読みたい本を作る」という確固たる軸を常にぶらさずに持ち続けていたことです。今、これを読んでいるあなたは、「それっ…

ビジネス書の著者に文章力はいらない?

私の場合、文章を書くことに苦手意識はなく、どちらかといえば得意だと思っています。ただ、「これが文章のプロである編集者が書く文章か?」と思っている方も少なからずいるかもしれません。そう口にしたいところを言わないでいる、存分に大人の優しさを発…

ビジネス書と現実の違いを考える

やはり、人がどんな本を読んでいるのかは、正直気になります。仕事の打ち合わせでお会いした方はもちろん、遊びの場で会って、すごいなという方には、それとなく聞くこともしています。もしかしたら、一冊の本が自分を変えたという経験をされている方もいる…

本を読んで気づきを得たら・・・

午前中集中して作業をしたのですが、午後はなかなか進まず、今日はイマイチの日になりました。明日、取り戻していきたいと思いますが、やはり独立したからには、1日の仕事をきちんと評価し、改善を加えてみる必要があるなと思いました。・・・今日の仕事の評…

結局、楽しく仕事ができないか考えようという話

緊急事態宣言が出て、1週間あまりが経ちました。私もほとんど家から出ず、PCでの仕事や読書、SNS、音楽鑑賞などをしておりますが、ストレスを感じることなく、過ごせています。ストレスを感じないのは、外に出て遊びたいという欲求がないからか、それとも引…

漫才をするように文章を書く

今日はほぼ、自宅で自慢のMacに向かい合って、ひたすら仕事の一日。思いのほかはかどりました!とりわけ、5月新刊は『個人事業』をテーマとしたもので、書かれている内容が今まさに直面していることだらけです。まさにタイムリーですな。「自分はこれができ…

大ヒットする本を狙わないというスタンス

おそらく、多くの出版社では、半年前や一年前の本がどれだけ粗利を出しているのか、それを確認する場が提供されていることでしょう。編集者一人一人がどれだけ稼いできたかが一目でわかりますし、正直長い間、数字を稼いでいなかったら、居心地が悪く感じた…

「こだわり」の領域を減らしていくという教訓

10代の時、私は他の人とは一味違う、個性的な男になりたいと思っていました。同時に、そこには周りの人に「あいつはすごいよね」と、認められる男という条件がついています。イロモノ扱いではなく、あくまで違いがわかる男。これこそが最高にかっこいいと思…

サラリーマンで「また本を出したい」と思う方の特徴

こんばんは。フリーランス編集者の古川創一です。今日は「サラリーマン作家」の話をします。私が最近担当した著者さんでも、『転職の鬼100則』や『営業の鬼100則』の早川勝さん、『時短と成果が両立する 仕事の「見える化」「記録術」』の谷口和信さんは、会…

独立後初めての編集担当本

独立して最初の編集担当本が生まれました!いやあ、感慨深いものですね!先月の15日まで在籍していた時までに、かなり校正を進めていたとは言え、後半の独立後はジタバタ動き、精神的にも落ち着けない状態で進めていましたからね・・・記念すべき一冊となり…

自分ブランディングと「決めること」

「 ひとまず日記がわりにブログでも書いてみっか!」割と軽いノリでブログを始めたのですが、やはりというか、さすがにすぐに読み手が増えるわけではないですよね。しかも、ただ書いているだけですから、素人丸出しとか、荒削りそのもの。自分でもそう認識し…

仕事を楽しめているか?

今日は午前10時に仕事の用事があり、電車に乗る機会があったのですが、9時過ぎの田園都市線はやはり空いていました。私が会社員として出勤していた時は、常にすし詰め状態で、あまりにも人が多いため、しょっちゅう電車が止まっていましたから、これが同じ電…

緊急事態宣言が出た次の日

昨日、緊急事態宣言が発令されましたね。都内では、多くの企業が在宅勤務を、多くのお店が休店を決断したようです。SNSを見ていると、品川駅構内にある、ブックエキスプレス品川サウス店さんは、5月6日まで休館を決意したとのことで、書店さんも例外ではない…

「パワーワード」の大事さ

長年の習慣は恐ろしいものですね。目覚ましがなくても、7時に起きてしまうんです。会社に行かなくちゃって、ハッと起き出し、そう言えば退職したんだよなって、たまに思い出します。約17年続いていたわけですから、まだ無理はないでしょうし、緊張感を持つ上…

私が就職する前の話(暇な時に読んでください)

「どうやって編集者になれたんですか?」「編集者になれるなんて、優秀ですね!」前職に在籍していた時、交流会で名刺交換をすると、こんなことを言われたものだが、正直、毎度返答に困っていました。というのも、全然優秀でもなければ、期待に沿うことので…

ビジネス書の作家を目指すための読書の仕方

「不要不急の外出は避けてください」とお達しが出てしまいましたね。みなさん、外に出られないことに、ストレスを感じていませんか?Zoomを使ったオンライン飲み会などをしている人もいるぐらいですから、外に出たいなぁなんて、日々を悶々と過ごしている方…

ブログを書いてみよう

実は、私はアウトプットに関しては、会社員時代から「ちょっとした渇望」があったのです。世のイメージに違わず、出版社勤務時代は、基本的に多忙でした。朝早く起きて会社に行き、終電を気にしながら仕事をし、そのまま床に就くなんてこともままありました…

サラリーマンはビジネス書を書いた方がいい理由 その1

先日、とある著者さんのセミナー終了時に、名刺交換した会社員の方から、「将来的に出版したいんですよね」と話題を振ってもらいました。正直、出版したいという声をいただくのは、嬉しいこと。「仕事を頑張る」という意志の表れでもありますし、できる限り…

著者さんが推奨する! ビジネス書の基本的な読み方

ビジネス書を多く書いている方は、間違いなく他のビジネス書をチェックしています。なかには、編集者の私以上に、多くの本をチェックされている方も少なくありません。これについて、編集者は誰よりも多くの本をチェックするべきだ、というご意見もあるかと…

初めて担当した本の思い出

昨日、記事を書いた後、私の人となりを知ってもらうには、「ストーリーで語った方がいいのかな」と感じました。昨日の記事が、ただの理想だと思われないようにするために、過去の思い出話を定期的に書いていこうかと思ったんですね。長くなってしまいました…