緊急事態宣言が出た次の日

昨日、緊急事態宣言が発令されましたね。

都内では、多くの企業が在宅勤務を、
多くのお店が休店を決断したようです。

SNSを見ていると、
品川駅構内にある、ブックエキスプレス品川サウス店さんは、
5月6日まで休館を決意したとのことで、
書店さんも例外ではないようです。

二子玉川の駅前にあるライズや高島屋も閉まっており、
緊急事態を実感させるような寂しい様子でした。

また、私の両親もほとんど家での生活のようで、
極力外出を控えて、お気に入りの喫茶店にすら、
行かなくなったとのことです。

外に出たいけど出られない・・・
人に会いたいけどモニター越しにしか会えない・・・

鬱々とした生活をしている方も多いかと思いますが、
文字通りの緊急事態ですので、
家での生活に楽しみを覚えてもらいたいものです。

さて、ビジネス書に携わってきた編集者としては、
やはり今、在宅勤務を余儀なくされたビジネスパーソンが今感じていること、
不自由だったり不満に思っていること、
そして自身の課題に思っていることを知りたいと感じます。

容易に予想できるのは、緊急事態宣言が解除されるであろう5月6日以降、
今までの欲求不満を解消すべく、外に出て行ったり、
消費に向かうのではないか、ということです。

当然、今まで我慢していたことをやりたいという感情は、
誰にでも起こりうるものですので、
企画者として、まさに今の不安や不満の「不」に目を向けて、
イデアを考えていった方がいいなと思っています。

そして、参考になりそうなニュースが今朝、届いてきました。

それは、11週も続いた武漢のロックダウンが解除されたというものです。

多くの方が武漢空港に詰め寄ったとのことで、
彼らがどういうサービスを受け、どういうものを買い、
どのようなものにお金を使うのかを、
調べてみたいなと感じました。

封鎖解除が得策なのかどうかは専門家に任せますが、
私ができるのは、やはり役に立つ本作りしかありませんので、
大いに動向が気になります。

ただ、文化も精神性も異なる中国の事例であり、
日本人にそっくり当てはまるわけではありませんので、
国内の皆さんの様子を第一にリサーチしていきたいと感じます。

そこで、働いている人の話をヒアリングしてみたいとも思っています。

大事にしたいのは、MTG(相手次第)、SNSやオンライン会議でのヒアリング。
現状の「不」を知るにはやはり直接聞くことですよね。

ワントゥワンが一番いいのですが、
この状況ですから、相手にとって最適なやり方をとっていきます。

なるべく多くの人にアクセスして、
今後の仕事に役立てていきたいですね。

総括します。

私個人としては、
今目の前にある仕事に全力を尽くしつつ、
解除後の様子も視野に入れた仕込みをしっかりとすること、
これをやっていこうと思います。

今どんなことを思っているかなど、自分を見つめることが大事ですが、
それだけではなく、こんな状況だからこそ、他の方の「声」も聴きたいのです。

そんなことを考えましたので、近い人からお声がけしようかと思います。
トップバッター、それはあなたかもしれません。

ところで、夕暮れ時、二子玉川楽天本社の先にある公園は、
思いの外、多くの方が散歩をしていました。

あたりいっぱい穏やかな雰囲気に包まれていて、
なんだか気持ちが癒されましたね。

それでは、また!