読者対象は最も身近な人で会えない人?

自粛を余儀なくされる状況下ですから、
ネットフリックスなど、新規で登録している方、多いみたいですね。

政府のコロナ対策も進んでいるのか、どうなのか、
はっきりつかみにくいですし、
いつまでこの状態で生活を続けるのだろうと、
不安に思っている方も少なくないでしょう。

まだまだネット上のサービスは伸びていきそうですよね。


さて、もしもあなたが
「ゆくゆくはビジネス書を書きたい」という気持ちが種火くらいにあるのなら、
出版化に目を向けて、今できることをしましょう。

前のブログでも紹介しましたが、
何も独立していない、会社勤めのサラリーマンでも十分出版の可能性はあります。

サラリーマン、個人事業主、公務員、起業家などなど、
あなたがどんな立場で働いているかは関係ありません。

むしろ、この外出規制で在宅勤務中の方だからこそ、
自分のキャリアを棚卸しをするという意味でも、
アフターコロナに対応する新商品や新サービスを考案するという意味でも、
出版化できるテーマを考えることは、
非常に有益だと言ってもいいでしょう。

つまり、何のテーマで出版化できるかを考えることで、
今後のあなたの武器が作れるかもしれないと、
考えてみてはいかがでしょうか。


まず、出版企画を考える上で、こだわるべきポイントは、
読者対象をしっかりと設定することです。

以前のブログで、尊敬する先輩と私では、
読者対象の設定の仕方が少し違うという話もしました。

売れる編集者さんやビジネス書作家さんは、
読者対象に対して、深く深く考えているようにも感じます。


とはいえ、こんなことを思っている方、少なくないと思います。

「だから、どんな風にどのくらいのクオリティで読者対象を設定すればいいんだ!」

ですよね〜

もしもこう感じるのでしたら、
よく、マーケティング用語で、ペルソナ設定という言葉を検索してみてください。

なるほど、こういう風にするのね、と思うはずです。

港区在住、20代女子、自分磨きが好き、仕事に恋に頑張りたい、SNSはインスタメイン・・・
など、決められると思います。

ただ、こう決めたとしても、
「彼女がどんなことを求めているのかピンと来ない・・・」
という意見もあるでしょう。

たしかに、身近にこういう方がいないとわかりませんよね。
もしもそう感じるのならば、
ドラマの中に出てくるキャラクターで似ている方、いないか、
と見てもいいかと思います。


しかし、どんなにペルソナ設定したとしても、
最強の読者対象はあくまで「自分」であることに間違いありません。

「おいおい、あんたは以前、【自分】に設定できなかったんじゃないか?」

おお、そうなんですよね。
私はそれでも「自分ごとに落として考える」という工夫として、
自分がその立場になったらと仮説して企画を考えています。

つまり、自分ごとに落とし込んでいる、と考えてください。

・・・なんとなく、わかりましたでしょうか?


まず、あなたが読者対象と設定すべき人物はなんと・・・

・・・

過去のあなたです!
これで表題の意味がわかったでしょう。

ここで、やっていただきたいことは、
5年前のあなたや10年前のあなたと、
今のあなたを比べてみて、
ここは進化したと誇れるものをピックアップすることです。

それから、当時の課題は何だったかも記憶から呼び戻してください。

  • 仕事にどんな不満を持っていたのか
  • 何に不安を感じていたのか
  • 当時こうなればいいなと思っていた理想は何か


などなど。できるだけ記憶を鮮明に頭の中で再現してみるのです。

いろいろなことができ、成長を感じるのではないでしょうか。
当時の自分にアドバイスしたいことなども、
出てくるかもしれませんよね。


そう、こんな感じで、考えてみれば、
出版企画も出てくるように思いませんか?

この機会ですから、過去のあなたと対話してみてくださいね。


それでは、また!