ブログを書いてみよう

実は、私はアウトプットに関しては、
会社員時代から「ちょっとした渇望」があったのです。

世のイメージに違わず、出版社勤務時代は、
基本的に多忙でした。
朝早く起きて会社に行き、終電を気にしながら仕事をし、
そのまま床に就くなんてこともままありました。

実はブログを書いていた時期もあったのですが、
会社の仕事のことを気にし、
勤め先に変な誤解を与えてしまうのも悪いかなって思い、
いつしかブログを書くのをやめていたのです。

そのため、独立したら、ブログを毎日書こうと決めていました。

今、世間的には動画が熱いようですが、
私は話すよりも書くほうが持ち味が出るのでは?
と思いこみ、当分はブログ一本でいく予定です。

ま、ブログにしろ、動画にしろ、
あくまでアウトプットの手段として、
変わりはありませんからね・・・

あまり過剰に期待せずに、気張らずに読んでもらえるよう、
しっかりと書いていこうと思います。


さて、これはあくまで私見ですが、
少なくともブログはサラリーマンもフリーランサーも皆、
始めた方がいいのではと思っています。

  • 何より自分の考えを公表できる
  • 書くことで自分のその時の知が宝物庫に収められる
  • 時に見直し、容易に手直しできる

この辺りが利点になります。
一つひとつ見ていきましょう!

  • 何より自分の考えを公表できる

これ、かなり重要です。

私もそうだし、おそらく多くの編集者もそうだと思うのですが、
有名無名に関わらず、多くの方のブログを見ようと心がけています。

編集者として出しておきたいテーマがあるとしたら、
リアルで知っている方に書いていただくとどんな本になるのか、
検索エンジンをフル活用してそのテーマを書くのに適切な方がいないのか、
この二方向で必ず考えていきます。

もし、ブログを書いているのならば、
それだけ編集者の目に留まりやすくなるということです。

現に、あるロングセラーとなった本が誕生したきっかけは、
その会ったこともなかった著者さんのブログを見たからに、他なりません。

私は編集者なので、編集の例となりましたが、
ブログはラジオやテレビなどのマスコミへの接点になり得るのではと思います。

  • 書くことで自分のその時の知が宝物庫に収められる

前職に勤め始めてから、初めて実績を出せたのは、3年目の時で、
それまでは本当に苦悩していました。

ビジネス書を買い込み、先輩のアドバイスをとり入れ、
なんとか実績を出そうと思っていたのですが、
なかなか上手くはいかず、焦ってばかりいました。

ただ、もがいた結果、一回成果が出た時に気づいたことがあります。

それは、自分ならではのアプローチこそが一番大事なんだということ。

実は、そのアプローチとは、
先輩のアドバイスを古川流にアレンジしたものなんですが、
当てはめて考えることでヒット作を少しずつ出せるようになったのです。

このアプローチも本当に大事で、後日書いていきますが、
要は、その場で得た【宝物】と言える気づきを宝物庫に収めるということが、
安定して結果を出す上で大事なのです。

後々の力に確実になります。

  • 時に見直し、容易に手直しできる

正直、私はこの作業が好きなんですよね。

この業界に入りたいというきっかけになった「書くこと」よりも、
「編集すること」にいつしか楽しみを覚えるようになっています。

今、世の中で編集思考を身につけようというムーブメントもあるようなので、
まずは自分の文章を編集することから始めてみてはいかがでしょうか?

・・・毎度ながら、ブログの一つひとつが長文なのが反省点です。

それでは、また!