出版したいと思った時にまず三つのことを考える

「出版したい!」という気持ちがあるのでしたら、
まずは何かしら準備はしておきたいところです。

ただ、自分はまだまだ出版するのには実力が足りないという気持ちもあるでしょう。

それでも、全然問題ありません。

準備していくことで、自分の弱いところに目を向けて、
前向きに克服しようという気持ちが出てくるはずです。

出版するというゴールを考えたとき、
現在地をつかみ、足りないところをピックアップし、
ゴールとスタートのギャップを埋めていけばいいと考えると、
やりがいが出るのではないでしょうか。


では、まず行いたい出版するための準備の話に移ります。

  1. テーマを決める
  2. ニーズを確認する
  3. なぜ私が書くのかを定める


この3つです。

順を追って、手短に解説していきます。

 

「テーマを決める」についてですが、
自分が出版するならどのテーマなら書けそうかを、
とにかく複数挙げていきます。

できるできないに関わらず、
自分がこれなら書きたいというのをとことん、書き出していくのです。

例えば、私でしたら、編集者ということで、
「プロデュース力」「編集者の文章力」「0から成長する方法」といった感じです。

制限なくどんどん出していきましょう。


次に、「ニーズを確認する」についてですが、
いくら自分が書きたいと思っていても、
ニーズがなければ、売れないどころか、
出版社のプレゼンを通過することもないでしょう。

この段階でのポイントは、
具体的な読者層がイメージできるかを考えます。

「隣の席のAくんなら読みたいと思うだろう」
「親友のBくんの悩みをこれで解決できそう」
など、具体的な読者イメージがつけば、言うことがありません。
ニーズが存在します。

ただ、そこまでいかなく構いません。

ニュースなど見て情報収拾して、
「あっ、こう言うことで悩んでいる人、多いんだ。それなら解決できる」
という、身近にはいないけど、ニーズがありそうに思えるものでしたら、
よしとします。

こうして、ニーズがあるかを確認します。


最後に、「なぜ私が書くのかを定める」についてですが、
自分がこのテーマを書く意味や意義を深掘りしていきます。

苦手というものを克服し、得意になったので、
苦手な人の気持ちがわかるし、克服方法も教えられるのであれば、
もうこのテーマについて書けそうですよね。

長年事業として研究し、わかりやすく教えられるというものでもいいでしょう。

とにかく、どんなものでも第三者が納得するような意味づけがあれば、いいと考えます。


そして、最後に1つだけポイントを言いますと、
この1をしっかり固めてから2に移るというより、
3までいったけど、また1に戻ってみようなどと、
柔軟に考えてみたほうがいいかと思います。

というのも、一回で全て書き出せる訳ではなく、
3を考えている時に1が浮かぶこともあるからです。


この自粛を有意義なものにするために、是非ともチャレンジしてみてください。

それでは、また!