サラリーマンがビジネス書を書く有利性と磨くコツ
あなたが仮にビジネスパーソンだとして、ある程度の実績を誇れるようになったら、
是非とも出版を志してほしいと思います。
サラリーマン著者さんのかけがえのない長所として、
「会社勤めをしている方の気持ちがわかる」というのが挙げられます。
これってかなりの強みだと思いませんか?
なぜなら、一サラリーマンの場合だと、自由に意思決定ができる範囲が限られていて、
その立場で実績をあげるといったノウハウをつかんでいるからです。
実際にどんなことができるのか、どんなふうにすればいいかについて、
具体的なアドバイスができるという時点で、あなたは有利な立場にいるということを自覚しておきましょう。
これについて、あまりピンと来ない方もいるかもしれません。
そういう方については、周りの人に「あなたが得意な事に対して、何に悩んでいるのか」を聞いてみたらと思います。
もし、そのようなお悩み相談が有名人に向けられていたとしたら、本当にチャンスです。
その回答に着目しましょう。
その悩んでいる方の立場からして、その回答が本当に適切なのか、と疑問に思うようなものが、割とある事に気づくはずです。
その回答自体がレベルが高く、相談した方が果たして実行できるのか、と不思議に思うこともままあります。
今、人気のある方ですら、「ああ、この人は相談者の立場をわきまえていないし、ちょっと悩みに応えていないな」と思うぐらいです。
それだけ、サラリーマンが置かれている立場を理解し、適切なアドバイスができる人は限られていると、理解しておきましょう。
そのため、この「共感できるし、適切なアドバイスができるといったことの強み」をとことん磨くことが大事です。
読者対象はどんな事に悩んでいるのかはもちろん、
自分がその悩みに関する回答に対し、
できるだけ多くの人ができるようにするにはどうすればいいか、
どれだけ再現率があるのか、をとことん追求していきます。
「自分はこういう風にやっているけど、部下のAくんの立場で再現できるのか」などと考えてみます。
もしもA君に指導ができる立場だったら、あなたのそのノウハウをしてもらうことも勉強になるはずです。
A君がそのノウハウをしてみて、どうだったのかということを掴んでおけば、
あなたのノウハウの完成度を高める、いい機会になるかと思います。
このように考えると、日々の仕事だったり、部下指導があなたの糧になるとわかるはずです。
ともに、仕事を頑張りましょう!
それでは、また!