1人ブレスト
昨日のブログでも書きましたが、
出版テーマを幅広く考えようという話をしました。
今日はそれを実践するには、どうしたらいいかをシェアしたいと思います。
まず、やっておきたいのは、1人ブレインストーミング(1人ブレスト)です。
ブレインストーミングとは、そもそも会議の場で少人数でアイデア出しをするためのやり方の1つです。
特筆すべき特徴として、
これらが挙げられます。
あえて制限をかけないことで、
アイデアを出しやすい場を創出するところがポイントです。
それに、頭の中にあるアイデアを、そのかけらさえも出し尽くす気構えで、
どんどん紙の上に落としていけば、
ふとしたきっかけでアイデアがどんどん出てくる瞬間があります。
ランナーズハイという言葉を知っていますでしょうか?
走っているうちに気分が高揚してくる、あの状態です。
まさにアイデア出しも近い状態になり得ます。
そう、1人ブレストでこの効果を目指していきましょう。
テーマは自分が書くべき出版テーマですね。
書ける書けない、売れる売れないは脇に置いて、
とにかく量を出していきます。
また、考えていくうちに、テーマの大きさを気にするかも知れませんが、
それさえも気にしなくて構いません。
たとえば、あなたは不動産の営業パーソンとして活躍されているのなら、
「売れる営業になる方法」という大きなテーマでもいいですし、
「大型受注を多く獲得する超クロージング術」とか、
「名刺交換でお客様の心をつかむ技術」などといった、
小さなニッチなテーマでもいいということです。
一にも二にもアイデアを出していきましょう。
また、それでもアイデアが出しづらいなぁというのなら、
次の質問をもとに考えてみましょう。
もちろん、必ず答えなければいけないわけではないですし、
自分で新たに質問を考えて、自答する流れを作ってもいいと思います。
- 得意な仕事は何か
- 得意なビジネススキルは何か
- あなたが仕事の中でこだわっていることは何か
- 今までのキャリアで独自性のあるものは何か
- 後輩や過去の自分に教えられるものは何か
- 克服したものはあるか
- 褒められたことは何か
- これは実現できると確信しているものは何か
などなど。しつこいようですが、量を出していくことにこだわっていきましょう。
そして、出し尽くしたなと感じたならば、
紙やワードなどに書き溜めておき、
時間をあけて見返すようにしましょう。
視点を変えることで、頭がスッキリし、
アイデアを結合して、発展系のアイデアを生み出せたり、
1つのアイデアの無駄な部分に気付いて省くことができたりします。
一回だけの見直しではなく、数回見直すことで、
このテーマはちょっと違うかなとか、
このアイデアのここは必要ないかなという風にアイデアが磨かれていきます。
書くべきテーマというものが徐々に浮き彫りになってくるはずです。
流れとしてはこのような流れになるのですが、
ある時に「これとこれとこれ」と決めてしまってもいいと思います。
いずれにしろ、アイデアを出してみてから、
日にちをあけて決断することをお勧めします。
アイデアはウンウンと唸って考えるものでもありません。
出版への道の第一歩を歩んだんだという気持ちで、
ワクワクしてしてみてはいかがでしょうか。
私自身も、皆さんの出版企画を楽しみにしています。
それでは、また!