企画書を書く前に

出版企画書を書く前に、心がけておきたいことがあります。

それは、自分をいかに魅力的に魅せるかという自己ブランディング力を磨くことです。

自己ブランディング力とは何ぞやと思う方もいらっしゃるでしょう。

そんな方は、この情報にあふれているなかで、自分発信の情報をどれくらいの方が欲するのだろうかという意識に目を向けることが大事です。

最近は、ユーチューブ一つを見てみても、エンタメ系の情報だけでなく、ビジネス系の情報も充実しています。

問題解決法を教える媒体は多岐にわたっているということを意識しなくてはなりません。

そのために、わざわざあなたの情報を得たいと思われるように、あなたを際立たせる必要があるのです。

それを強く認識し、自分ブランディングを確立していきましょう。

まず、自分の経験や実績の棚卸しから始めます。

誇れる実績は何か

苦手克服した経験は何か

このあたりを詰めていきます。

ただ、実績と言っても、あなたがどれだけすごいのか、その業界にいないとわからないものもありますので、客観性をいかに持たせるのかを考えてみてください。

「業界で上位何パーセントに位置していた」とか、「一人で何億円を決済してきた」とか、

数字で表せるといいでしょう。

そんな方のノウハウなら、1500円出しても読みたいと思う方も出てくるはずです。

数字ですごさを表せるのは、何より強みに変わりますので、

日々、何かうまく表現できないかを考える癖をつけておくことをオススメします。

また、自己ブランディングの観点から言うと、

何故この分野のことを研究し、こうして本を書いているのかをストーリーで示しておくことも大事です。

過去につまづいていたこと

それの克服にどう立ち向かおうとしていたか

克服できたノウハウ

克服して読者に伝えたいこと

これらをどんどん書き溜めていくようにしていきましょう。

思いついたら書いて行くといった、日々継ぎ足ししていくことで、強力なストーリーが出来上がります。

なぜ、このようなストーリーを描く必要があるのかというと、

ひとえに読者対象の目線まで降りていき、彼等彼女等に共感してもらうためです。

そのため、読者対象の方々がどのように感じているのか、どんなことに対して、「あ、私もそうなんだよな」と思ってもらえるかを敏感にキャッチしてもらう必要があります。

自分はどんな時に苦しいと感じたか、できなかった時の辛い経験があれば、それはあなたにとって最強の武器と言っても、過言ではありません。

そのあなたの武器を一つひとつ丁寧に物語風に書いていくのです。

それができたら、先ほどあげた四つの項目もどんどん書いていきましょう。

何も難しくことはいりません。

ただ、頭にあるものは紙面に落とし込むことは大事です。

それができれば、あなたの自己ブランディング力は格段に上がっていくでしょう。

それでは、また!