書店さんを回遊してライバルを探す

今日は昼の合間に少し時間があったので、
ジュンク堂書店池袋本店さんに立ち寄って、
さまざまなコーナーを回遊しました。

今回、お伝えしたいのは、企画を考えるなら、ベンチマークする書店さんを決めて、
定点観測していけば、企画のヒントが必ず見つかるということです。

もし、「ビジネス書はいずれ書いてみたい」と思っているのなら、
中でも、丸々一棟が書店さんというような、
大きな規模のお店は最低1店舗は行ってみることをオススメします。

まず、ビジネス書を書きたい人が、
大規模書店でやるべきこととして、
自分の得意なテーマが置いてあるコーナーに足を運び、
そのテーマの本をから手にとってみることです。

  • どんな方がどんな視点で書いているのか
  • 自分と似たような方は誰か
  • どんなタイトルでどんなキャッチコピーを使っているか
  • 本の構成はどうなのかなど


具体的にこの辺りは見ておいたほうがいいでしょう。

さて、お気づきかと思いますが、
「誰が書いているか」と著者にフォーカスを当てることが大事になります。

つまり、あなたが著者デビューした際のリアルなライバルは誰なのか、
その分析をしていこうということですね。

難しい言い方をすると、SWOT分析にも似ています。
ライバルを分析することで、自分の強みや弱みを知ることができますし、
そのコーナーでの占有状態はどうかなど、見えてくることもあります。

もちろん、誰をライバル設定にするのかは個人の自由で構いません。
「よし、自分はホリエモンキングコングの西野さんあたりをライバル認定しよう」
それでもいいのですが、彼らはすでに有名であり、
例えば、どんな著作を持っているかを調べるとき、
自分はどうすればいいのか、路頭に迷うでしょう。

そのため、できる限り、一般的には名の知れていない、
自分の事業と近い人が目安になるのではと思っています。

そうして、ライバル認定したら、
そのライバルがどんな本を出しているのかをチェックしてみます。

「あれっ、これ、俺も書けるよね」というものも出てくるかもしれませんね。

前のブログで、二匹目のドジョウ戦略を安易にとるのはお勧めできませんが、
こういう展開の仕方もあるんだなと、
企画の参考にはなるでしょう。


企画を考えるとき、誰もが思いもよらなかったというレベルのものを考える必要はありません。
「もうベタベタやん」と関西人が突っ込みそうな企画でも、
この段階ではいいのです。


とにかく、ライバルの一挙手一投足を見てみることとが、
企画のヒントに確実につながります。

ぜひ、ライバルを見つけてみてください!


49日続いた緊急事態宣言が解除されますよね。
書店さんに行ってみてはいかがでしょうか。

それでは、また!