憧れの人のいる環境に身を置こう

「朱に交われば赤くなる」という言葉にある通り、
人は環境に左右されやすい生き物です。

そのことを踏まえて、
今、自分は成長し、活躍できる環境にあるかをまず、考えたほうがいいでしょう。

例えば、先進国で生を受ける人は全体の十数パーセントほどと言われていますが、
日本のように全国民が教育を受けられるわけではありません。

もしも学校教育を受けられる環境になければ、
文字を書くこともできないまま、一生を過ごすことになります。

何か自分がほしいものを得られる環境でないと、
そのほしいものを得ることはできないということを、
理解しておきましょう。

つまり、自分が望むものを叶えられる環境に身を置くことが大事だということです。



そこで、まず自分が得たいものは何かを考えてみましょう。

もしも、パッと思い浮かばなかったら、
「こんな人になりたい」と思う人を探してみてはいかがでしょうか。

明日、詳しく書きますが、
私が入社して3年目の時に意識していたのは、
「憧れの先輩みたいになりたい」ということでした。

先輩の口癖を真似してみましたし、
企画の立て方も真似したりと、
先輩になったつもりで考えてみました。

正直、それがブレイクスルーになったわけではないですが、
その先輩の目線で色々なものが見えてきた気がします。

その先輩はあまり会社にいなくて、
しょっちゅう誰かと会いに行っていて、
特にそれが参考になったというか、
その時の私には効果的に働きました。

あまりにも社内にいないので、その先輩に失礼ながらも、
「先輩は会社にいないですよね」と伝えたことがあります。

そういう姿を見ていたということもあり、
私は、早いうちから、会社以外の交流会に足を運び、
会社以外の環境にも身を置いて、
できる限り、フラットな視線で仕事観を磨いて行きました。

これが、私の転機になりました。



今勤めている会社の業界が頭打ちで伸びないとか、
直属の上司が正直言って、能力がないとか感じたら、
転職を考えることもありでしょう。

ただ、転職って労力がかかるし、面倒だなと思う人もいるでしょう。

何も会社を変えるというように、大きく環境を変える必要はないと思います。

「今まで土日は休んでいたけど、将来なりたい自分のために勉強会に行こう」

こういうものでもいいです。

「勉強会で会ったあの人のようになりたい」と思えたら、しめたものです。
とことん真似してみたらいいでしょう。

とにかく憧れの人がいる環境を探しましょう。
それが手っ取り早く成長に結びつきやすいように思います。

それでは、また!