自分で自分を評価する

コロナ自粛の前も早期希望退職の話が出たりなど、
企業はどんどん社員を減らしていました。

先月時点で、コロナ禍で7400名ほどが失業中になっているそうです。

今後もリストラの流れは止められないでしょうし、
倒産する会社も増えていくでしょう。

仮に、定職についていたとしても、
今後自分はどうなるんだろうと、
不安に思っている方も少なくありません。

そういうことを考えると、「何かあったときの備え」として、
自分1人でも仕事ができる能力を身につけておいた方がいいでしょう。

私も独立一年目なので、一緒に学ぶ立場ですが、
色々な方の背中を見てきた経験をもとに、
ここで1人で仕事をする能力の身につけ方を紹介していこうと思います。


まず、大事なのは、昨日のブログでも少し紹介したものですが、
「自分で自分を評価する」心構えを持つことです。


では、ここで質問です。

あなたは、今の会社で客観的に見て、どう評価されているか、わかりますか?

「何か報われていないな・・・」と思うこともあるでしょう。
そんなに優れているわけではないのに、
なぜかいい仕事の事業部に抜擢される後輩もいるかもしれません。

会社には会社の評価基準というものが存在します。

ここで忘れてはならないのは、
必ずしもそれがその業界内で活躍するための基準になっていないかも、
と業界を見渡すほどに鳥瞰することです。


一所懸命、自分の感情を殺して、会社の評価に繋がる行動を積み重ねてみても、
その会社を去らざるを得なくなったら、
何も次の仕事につながるものが残っていなかったといったことも起こり得ます。


それならば、思い切って「業界内でどう評価されるのか」に着目して伸ばすことも、
視野に入れてみましょう。

なかなか会社の評価には結びつかず、精神的な面で苦労することもあるかもしれません。
降格を伝えられることもあるでしょう。

ただ、ここで「会社のために犠牲になるべき」と考えるのではなく、
「自分はどう思うのか」という視点で考えてみることが重要になります。

  • 自分が業界的に実績を積み上げられるのはどういう状態か?
  • 自分が理想だと思っていることに近づいていけているのか?


などと、自分に対する評価基準を設けて、自分を審査していくのです。
業界内でどう戦うのかという視点で、評価基準を考えてみるといいでしょう。

何事も主体的がポイントです。

こうして主体的に考えるようにすると、
色々と仕事が楽しく思えてきます。

例えば、より良く成果を出すために、振り返りの時間を取ろうとします。

少し自分に甘いところが出ているのなら、反省をして、
改善策を考えてみるでしょう。


最後に、どうしても会社と合わないと思ったら、
辞めてしまってもかまわないという覚悟をもつようにしましょう。

もちろん、転職でもいいですし、独立でもいいです。

主体的になれて、活躍できるのはどこなのか、
じっくりと考えてみるといいでしょう。


それでは、また!