企画書の仮タイトルについて その②

企画書の仮タイトルもしっかり考えましょう、という話をしました。

タイトルを考える基本パターンとして、
今日は「キャッチコピー化してちりばめる」を紹介していこうと思います。


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先日(上のリンク)も話しましたが、
まずは編集者があなたの出版計画書を手に取って、
しっかりと読んでもらうところを目指します。

「何の本かわからない」ようなタイトルですと、
編集者はストレスを感じえませんので、
そこは注意しましょうという話をしました。




それを受けて、今日の話になります。

少なくとも最低限、「何をテーマにしているか」がわかるもののはずです。

ただ、「何の本かわかる」だけでは、インパクトに欠けてしまいます。

あまたある類書とどこが違うのか?
どこに他の本にはない特徴があるのか?
著者の売りは何か?
などなど・・・

その本ならではの特徴がなければ、
書店に本を並べても、
「この本を買いたい」と思われなくなります。




そこで、仮タイトルに何かしらのキャッチコピーを入れてみるのです。

いや、キャッチコピーというより、SNSのタグのようなものと考えておいてください。

惹きつけるタグをつくって、仮タイトルに入れることで、
他の本とは違うな・・・というのを演出することができます。

ぜひぜひ、この企画にはどんなタグをつけられるか、
複数考えてみて、インパクトのあるものを見つけましょう。




とはいえ、なかなか最初は難しいかもしれません。

そう感じたときは、その企画と関連していて、
あなた自身の体験や実績を表すもので、
タグがないかをまずは探してみましょう。




たとえば、こんな感じです。

#世界No.1
#ディズニーで学んだ
Amazonで採用された
#落ちこぼれ社員からトップへ
下剋上
#東大卒エンジニアが教える
などなど。

ひとまず20個は最低でも出してみましょう。
もし、20個の枠に収まらないのでしたら、
際限なく出していただいてもかまいません。




いろいろ出してみることで、
自分の売りに気づくこともありますし、
またどれが惹きつけるのかわからないときは、
人に聞いてみるのもいいでしょう。

また、タグとタグを組み合わせて、
単語にするのもいいかと思います。

#東大卒エンジニア+#勉強法=#東大式勉強法
 ※こういうタイトルの本、ありますので、通用はしないですが・・・。



はい、今日は以上です。

ね?
簡単でしょう?

仮タイトルを考えるとき、実践してみてください。

それでは、また!