私の強み【自己紹介】

今年の三月から、
フリーランスで編集の仕事をしていると伝えると、
「あなたの強みは何ですか?」と聞かれることがあります。

そこで、今になって自己紹介的な内容なので、
いまさら感満載なのですが、
どういうことを考えているか、
紹介してみようと思います。



私の強みとなるところは、
以下のところだと認識しています。

・(前職時代)重版率5割を超える
・読者対象に自己投影し、対象に近づく編集方針
・ビジネス書の多くのジャンルでヒット書を制作
・著者のブランド力(強み)を生かす企画発想、などなど



ありがたいことに、前職の出版社には営業力があり、
編集した本を多く書店さんに置かれていました。

そのおかげも大いにあります。

ただ、業界平均で2割ほどしか増刷しないと言われていますし、
この数字はやはり特筆すべきことのように感じています。



なぜ、増刷率が上がったのか?

それは、先ほどの箇条書きの2、3番目に理由があります。

2番目は、3番目に通じるのですが、
「読者対象はどんなことを考えるのだろうか」
を徹底的に詰めているからです。

もちろん、私は営業も接客もしたことがなく、
あくまで想像するしかありません。

ただ、交流会で知り合った営業の方とか、
ランチをいただく際にサービスいただいたホールの方を観察して、
もし自分がその仕事についたとしたら、
どんなことを考えているんだろうと、
想像することで、意外と見えてくるものがあります。

そのあたりのカンは、かなり磨かれているのではと思います。



次に4番目の著者の強みについて、です。

「数冊、本を出しているのに、どれも増刷していないな」

こういう悩みをもつ著者さんは少なくないと思いますが、
今まで出された本のテーマでは、
著者さんの強みが発揮できなかったところに、
わりと原因があるものです。

現に、私と組んで「キャリアハイ」の本を制作したことで、
多くの出版社から出版依頼がくるようになった、
とおっしゃってくださる方もおられます。



本を書く上で、「自分の強みって何だろう?」と考えることは、
非常に重要です。

もちろん、一人で強みを見つけることもできますが、
自分の思わぬところが周りから強みに思われていることも、
少なくありません。

ジョハリの窓でいうところの、
『自分は気付いていないが他人は知っている』
この盲点の窓ですね。

私と組んで仕事をすれば、
盲点の窓を開くことができるようになるでしょう。



このあたりが私の強みです。

それでは、また!