ライバルの強み・弱みを把握しよう

自分が書こうとしているテーマはどのような方が書いているのか、
あなたはチェックしているでしょうか。

なかなか面倒くさいように思えますが、
将来、書店店頭で本が並ぶときのライバルになりますので、
欠かさず、チェックしておくことをお勧めします。



まず、中規模以上の書店さんに週一回は行くことを習慣にしましょう。

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<a href="https://www.photo-ac.com/profile/1835181">JOYWORK</a>さんによる<a href="https://www.photo-ac.com/">写真AC</a>からの写真


小規模になってしまうと、
ビジネスという大きなカテゴリーで、
ビジネス書がまとめられていることも少なくなく、
競合する書籍自体が見つけにくくなるからです。

中規模の書店さんに行き、
自分の書こうとしているテーマが置いてあるコーナーに足を運んだら、
いくつか実際に手にとってみましょう。

  • 目立つ位置に平積みしている本
  • 棚差ししている本


手に取る本はなんでも構いません。

全てをチェックすることはできませんので、
売れていそうなものからチェックすると、
効率がいいでしょう。

手にとったら、「著者は何者だ」という目線で、
プロフィールのチェックにうつります。

なお、プロフィールは、
カバーの折り込みになっているところ(通称、袖と言います)に、
載っていることが多いです。



プロフィールを見て、自分と相手のSWOT分析も行ってみるといいでしょう。

つまり、相手は自分と比べて、どこが強み(Strong)で弱み(Weak)か、
どこに機会(Opportunity)があり、何が脅威(Threat)になるのかを掴むのです。

機会はどういう読者層だったら、自分の方に関心を持ちやすいのかであり、
脅威はその逆ですね。

難しいようでしたら、単純に強みと弱みの把握でも構いません。

自分の何が強みに当たるのか、弱みに当たるのかを、
具体的につかんでおくことが大事になってきます。

また、パッと見、強みなんかないと思っていたら、
自分の強みを創作してもいいでしょう。

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<a href="https://www.photo-ac.com/profile/250461">きなこもち</a>さんによる<a href="https://www.photo-ac.com/">写真AC</a>からの写真

例えば、実務経験がどのくらいかによって信用度が増しますが、
実働年数は少なくても、数多くの失敗をし、乗り越えた実績を持っている方なら、
多くの読者さんは共感を覚えるはずです。

「多くの失敗を経たから、再現性のある方法を教えられる」

こんなスタンスも強みになり得ます。

とにかく、考えていくうちに、
これって強みになるんじゃないかと思うことが大事なんですよね。

日々、強みと弱みを考えてみましょう。

それでは、また!