ライバルの強み・弱みを把握しよう
自分が書こうとしているテーマはどのような方が書いているのか、
あなたはチェックしているでしょうか。
なかなか面倒くさいように思えますが、
将来、書店店頭で本が並ぶときのライバルになりますので、
欠かさず、チェックしておくことをお勧めします。
まず、中規模以上の書店さんに週一回は行くことを習慣にしましょう。
小規模になってしまうと、
ビジネスという大きなカテゴリーで、
ビジネス書がまとめられていることも少なくなく、
競合する書籍自体が見つけにくくなるからです。
中規模の書店さんに行き、
自分の書こうとしているテーマが置いてあるコーナーに足を運んだら、
いくつか実際に手にとってみましょう。
- 目立つ位置に平積みしている本
- 棚差ししている本
手に取る本はなんでも構いません。
全てをチェックすることはできませんので、
売れていそうなものからチェックすると、
効率がいいでしょう。
手にとったら、「著者は何者だ」という目線で、
プロフィールのチェックにうつります。
なお、プロフィールは、
カバーの折り込みになっているところ(通称、袖と言います)に、
載っていることが多いです。
プロフィールを見て、自分と相手のSWOT分析も行ってみるといいでしょう。
つまり、相手は自分と比べて、どこが強み(Strong)で弱み(Weak)か、
どこに機会(Opportunity)があり、何が脅威(Threat)になるのかを掴むのです。
機会はどういう読者層だったら、自分の方に関心を持ちやすいのかであり、
脅威はその逆ですね。
難しいようでしたら、単純に強みと弱みの把握でも構いません。
自分の何が強みに当たるのか、弱みに当たるのかを、
具体的につかんでおくことが大事になってきます。
また、パッと見、強みなんかないと思っていたら、
自分の強みを創作してもいいでしょう。
例えば、実務経験がどのくらいかによって信用度が増しますが、
実働年数は少なくても、数多くの失敗をし、乗り越えた実績を持っている方なら、
多くの読者さんは共感を覚えるはずです。
「多くの失敗を経たから、再現性のある方法を教えられる」
こんなスタンスも強みになり得ます。
とにかく、考えていくうちに、
これって強みになるんじゃないかと思うことが大事なんですよね。
日々、強みと弱みを考えてみましょう。
それでは、また!