なぜ企画が不採用になったか5つのチェックポイント

出版企画書を数多く書いているのに、
なかなか採用されないという悩みを抱えていませんか?

安心してください。
そうやすやすと出版化がかなうものでもありません。

私の経験上、企画を持ち込んで出版化する確率は、
おそらく1%未満でしょう。

そもそもが難関なわけです。
こう考えると、気持ちが楽になりませんか?

もし、出版社に企画を持ち込んで、ダメだったら、
どこがいけなかったのかと、検証してみましょう。

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coji_coji_acさんによる写真ACからの写真


では、ここでよくある不採用理由を紹介してみます。

  1. 出版社が不得手なジャンルだった
  2. そもそもテーマのニーズがない
  3. ありふれた内容のように思える
  4. 二番煎じな感じがする
  5. 著者の強みとテーマのギャップを感じる


ざっとあげてみると、こんなところでしょうか?

1に関しては、事前に調べることで解決できます。

2に関しては、自分の書きたいテーマのことをより調べる必要があります。

正確にどれだけ売れたというのはわかりづらいですが、
自分のテーマはどのくらい売れているのかは、
SNSやアマゾンの順位、書店さんでの展開状況など、
確認しておけば大体つかめるでしょう。

もし、同じテーマの本が出版されていないのなら、
出版社サイドがテーマとしてニーズがないと、
判断している可能性があります。

それでも、売れる理由を的確に表現できるのなら、
出版化につながるかもしれません。

それに、ダメ元精神で持ち込むことが大事ですよね。

次に、3、4については、企画の作り方のところを見ていただきたいです。

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まつなが ひでとしさんによる写真ACからの写真


最後、これが言いたいからこの投稿をしたのですが、
5のような企画、少なくありません。

つまり、多くの人が書きたいと思っているものと、
「その方の強みが生きるテーマ」が違っているケースが、
割とあるのです。

昨日の話とリンクするのですが、
「自分の強みって何なんだ」
これを何度も何度も見直す必要があります。

自分が思っているものと、他者が思っているものと、
ギャップがあることも多いため、
人に「俺の強みって何」と聞いてみるのも手です。

また、以前に「自分がこのテーマの本を出す理由」を考えようという話をしました。
人はそもそも、自分の悩みを解決してくれそうという理由で、
本を買うのです。
そこを見逃してはなりません。

要は、自分の強みを的確に把握することが何より大事なんです。



それでは、また!