出版の下準備としてやっておきたい習慣

「ゆくゆく出版したいな」

こう思っていたとしたら、
必ずやっておいたほうがいいことがあります。

しかも、お金をかけずにできるため、
はっきり言って、やらない理由はありません。

あまりじらしてもしょうがないので、
簡単に申し上げます。

次の二つです。

・「専門家」を名乗る
・その立ち位置でブログを書く

ね、簡単でしょう?



おそらく、もう事業を持っている方なら、
自分は何の専門家であるかについては、
決めていることでしょう。

ただ、
「どれくらいそれが周りの方に伝わっているか?」
を意識したことはありますか?

どれほど伝わっているかの「深さ」を意識していますか?

たとえば、営業コンサルタントだとしたら、
営業の専門家であることは伝わっているでしょう。

でも、営業と一言でいっても、
家を個人のお客さんに売るのか、
WEBのサービスを会社に売るのかでも違ってきますし、
電話での営業力がすごいのか、
クロージングがすごいのかでも変わってきます。

より具体的に、何の専門家なのかを明確にしていきましょう。



次に、「その立ち位置でブログを書く」の話をします。

立ち位置が決まったら、いかに書いていくかだけですので、
それほど難しいことはありませんね。

とはいえ、ブログって、なかなか続かないんですよね。
書いても書いても注目されないような感じで、
やめたくなる気持ち、痛いほどわかります。

私もなかなかツイッターとか、続かないのですから!



では、なぜブログを書き続けたほうがいいのか、わかりますか?

編集者は常々、構想しているテーマを書いてくださる著者さんを探しており、
ツイッターなどのSNSをはじめ、
ブログをチェックしているからです。

ブログの場合、その方の専門分野で書いているはずですので、
どんなことを考えているのかがわかりますし、
同時にしっかりと文章が書けるかのチェックができます。



私も一編集者として、この方に依頼していいのかの判断基準として、
ブログをしています。

近年でも、一冊も書いていない人にオファーしたことがあります。

その方のブログをはじめて見て、
どの専門家なのか明白でしたし、
書き口がインパクトがあり、
面白かったから頼んでみようと決断できたのです。

その方が出した「接客本」は3万部を超え、
今もなお、売れ続けているようですし、
出版オファーも増えてきたようです。

そう、やってみるしか、ないのです。



ただし、一点注意事項として、あげておきます。

編集者が見るかもしれないと、
くれぐれも堅苦しく書かないことです。

よそゆきではなく、素直な文章でいいのです。
とにかく、気楽に書いてみましょう。

それでは、また!