言葉の使い方を研究しよう

お目当ての本を買おうと本屋さんに立ち寄った時、
インパクトのある表紙やタイトルに惹かれて、
別に買う予定はなかったけど衝動買いしてしまったこと、ありませんか?

私は結構、あります!

皆さんもあるのではないでしょうか?




まず、本を多く売りたいのなら、
多くの方に本を手に取ってもらうことから、
考えなければなりません。

すでにファンがたくさんいて、
本を出せば数万人が確実に買ってくれるほどの著者さんなら、
最初から売れが見込めます。

しかし、そんな著者さんは稀です。
いくらYouTubeのチャンネル登録者数が多くても、
登録者数の何十分の1ほどが著書の実売だったという話も聞きます。

当然、ファンを多く作る活動もしていく必要がありますが、
それと同時並行して、
「手に取ってもらう工夫」も用意しておきましょう。




では、「手に取ってもらう工夫」って、どんなものなのでしょうか?

具体的にはこちらです。

  • 目を引いて買いたいと思わせるタイトルセンス
  • キャッチコピーのセンス


この二つをいかに磨くかにこだわっていきます。




さて、勘のいい方はわかるかと思いますが、
どちらも共通しているのは、
「絶妙な言葉の使い方」ですよね。

普段から、TVのCMや電車内の中吊り広告、新聞の広告などを見て、
「いいな」と思っていたものを仕入れてみましょう。

いくつか見ているうちに、「あっ、これは応用できる!」というのがあります。




とはいえ、具体性がないと、わからないと思いますので、
一つ私の手法を紹介しましょう。

それは、「プラスイメージの会話調」にすることです。

代表的なのは、JR東海の「そうだ京都、行こう。」とか、
伊藤園の「おーい、お茶」ですね。

二つともTVのCMであり、
映像とナレーション、音楽などの演出も手伝っており、
「京都に行ってみたい」などという感情を喚起させるものがあります。




「これ、文章のみでは真似できないだろう」

そう思うかもしれません。

いえ、そんなこと、ありませんよ。

  • 明るい未来像を喚起させるセリフ
  • その問題を解決したいという意志を感じさせるセリフ


思っていることを代弁していたり、
共感できたり、そうなりたいという気持ちを喚起することができたら、
かなり高い確率でその本を手にとります。




ユニークな「ぼけ」に対し、
あなたが言いたいことを代弁する「ツッコミ」がいるから、
つまり、ツッコミに共感するから、
面白さが何倍にもなるんですよね。

それと同じです。

それでは、また!