資格をとればすぐに出版できるわけではない

「資格をとって、専門家になれば、そのうち出版するチャンスに恵まれるだろう」
なんて、あまいこと考えていませんか?

税理士さんに弁護士さん、社労士さん、行政書士さんなど、
仕事がらいろいろな士業の方とお話をしますが、
冒頭のことがいかにあまいことか、わかります。

どのようにしてはじめて本を出せたかと聞くと、
スマートに仕事をしている印象のある方でも、
泥臭い話だったりします。

ある方は、編集者の目に留まるように、
自分ならではの特性を持ち、
ブランディングや営業力を駆使して、
ようやくチャンスを得られたそうです。

もちろん、士業としてきっちりと成果を出す必要もありますから、
その上に出版を重ねるとなると、
私が想像するよりも努力をされていたのかもしれません。




「えっ、資格をとってもそんなに大変なの?」
「そこまでして出版する必要はないかも」

そう思われる方もいるでしょう。




あくまでも私は、出版を実現させましょうと伝えます。

一番大きな点は、書店に行けばあなたの商品があるという事実です。




近年、アフィリエイト情報商材などで、
訳の分からない金額を稼いでいる人もいます。

その稼ぎ方をするべきかどうかは、ご自身の判断に任せますが、
いくら「アフィリエイト御殿」ができるほど稼いだとしても、
目に見えたり、触れられる商品を売買しているわけではありませんよね。




一方、書籍の場合は、書店さんに行けば、手に取って、買うことだってできます。

これは至極あたりまえのことですが、
自分が時間をかけて書いたものが書店店頭で並べられているという実感は、
何物にもかえがたいものがあるはずです。

また、SNSで露出度をあげてできたファンと、
別のファンができますので、
そういった意味で、あなたのブランド力構築にもつながります。

SNSでのファンづくりが得意という方も、
ぜひ出版を目指してもらいたいです。




私が、電子書籍で10冊出すより、1冊のリアル書籍を作ろうと言う理由は、
この点にあります。

本を出せばそれだけで、
現存しているものとして書籍を紹介することができ、
あなたの仕事に対しての信用度も上がりますし、
ブランド力があがります。




もちろん、本を出すのは難しいですが、
それを乗り越えた先には、想像以上の世界が広がっているでしょう。

出版を一つの目標として、考えてみてください。

それでは、また!