収益ポイントを探そう

私の親もそうでしたが、企業にひとたび勤めたら、
定年を迎えるまで勤め上げるのが一般的でした。

親の世代はいわゆる団塊世代と言われる世代で、
終身雇用制度に守られていたわけです。

私が今ここで声高に叫ぶ必要がないくらい、
この制度が機能しなくなっていることについては、
おわかりになっているかと思います。

近年、そういう背景もあり、自身が望むと望まざるにかかわらず、
独立や起業を考慮にいれるようになったと言えます。




「そんなん知ってるぞ。こいつは一般論をドヤで言いだした」
こう思われるかもしれません。




もちろん、理由があります。

「個の時代」という言葉が定着して久しいですが、
まだ会社に勤めている人がほとんどであり、
「自分の力で稼ぐ」ことに多くの方がなれていないのです。

もし、あなたが個人事業主として日々暮らしていけているのなら、
その「稼ぎ方」を知りたいという方もいるわけです。

今までの仕事にプラスして、
たとえば、フリーランスのコーチ業を開業できたりします。




つまり、私が冒頭で一般論をドヤったのは、
一つの現象にともない、
新たな収益ポイントができるといったことを言いたいからです。

収益ポイントができ、そちらが軌道にのったら、
そちらのテーマに沿った本の出版も狙えるようになります。




たとえば、ここでキャッチコピーの専門家である、
中山マコトさんの事例を紹介しましょう。

中山さんはキャッチコピーの本を多く出版されていましたが、
『フリーで働く!と決めたら読む本』
という本が2012年に出版されたのを皮切りに、
フリーランスの学校を立ち上げられたようです。

はたして、この本が出版社側から依頼したのか、
中山さんから企画提案したのかはわかりませんが、
狙いどころのいい出版企画だと思っていました。

今回のひとつの事例として、参考になるのではないでしょうか。




最後にまとめます。

最近、顕著になった現象に対して、
何か自分ができることはないかと考えること。

ことと次第によっては、収益ポイントとなり、
そちらのテーマでの出版がかなうかもしれません。

ただニュースを見るのではなく、
「自分ならどうする?」という観点を持つことですね。

このことに関しては、私もしっかりと考えていきたいです。
日々、修行あるのみ!

それでは、また!