ビフォーアフターを書いてみよう

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「売れる本を作るために、差別化しなければ・・・」

こう焦っている方は少なくないように感じます。

売れる本を作るには、差別化ももちろん必要ですが、
差別化にとらわれすぎないことが重要です。




昨日、差別化よりも個別化ということで、
そのヒントを一つ紹介しました。

昨日の記事はこちらです。

昨日の記事に関連付けて、
今日はトレーニングをしてみましょう。




「あなたはどんなところが強みですか?」
こう聞かれると答えにくいものです。

なんだか自己申告みたいな感じで、
強みっていいものかと、
思ってしまいますよね。




そこで、「過去を探る」ということをしていきましょう。

実際に、自分にはどんな強みがあるのだろうと、
過去から過去へと振り返ってみれば、
忘れてしまっていたことに気づくものです。




たとえば、ビジネス書を多く世に出されている著者さんの過去話を紹介しましょう。

その著者さんは、小学生時代、とても恥ずかしがりやで人前に立つだけでも、
顔を真っ赤にしてしまうような子供だったそうです。

ビジネス経験を積むなかで、その恥ずかしがりやを克服し、
日本を代表する企業の関連会社で社長を務めるところまでいったのです。

ビジネス書を書く著者さんは往々にして、
こういう克服した話に事欠きません。




あなたの経験のなかにも、
こういう克服した話が眠っていたりしませんか?

今、あなたが思い出せないだけかもしれません。

自分はどんな子供でどんな経験をしているのか、
自分の社会人一年目はどんな感じだったのかなど、
過去のことを思い出す時間をとってみましょう。




こうして、何かしら克服した話が出てきたら、

・克服した転機は何だったのか?
・克服した前と後ろで変わったことはどんなことか?

このあたりのビフォー・アフターを書いてみましょう。




私の場合、はじめて売れた本を作れたとき、
見るべき世界が変わりました。

以前は、「また売れなかったらどうしよう」と思っていましたが、
以降、「今度はもっと売れる本を作ろう」と思うようになりました。

それだけではありません。

「今の世情からこんな本が売れるのでは?」とこればかり気にしていたのが、
「こんな本を出してみたい!」という観点も持つようになりました。

考え方が積極的かつ能動的になったことを覚えています。




あなたも克服した話があるのなら、
ぜひとも事細かくビフォーアフターを書いてみましょう。

いろいろと気づきがあるはずです。

それでは、また!