プロとして考えるべきこと

今日、ある原稿を読んでいて、
刺激を受けましたので、シェアしますね。




まず、大前提として、
今年早々に世界を覆った新型コロナウイルスで、
多くの方が失職をし、
多くの方の収入が激減しました。

不測の事態ですので、
やむを得ない面もあるでしょう。




ただ、著者さんの話を聞いていると、
考え方が変わります。

本当にプロと言える人材は、
次なる一手を常に考えており、
何が起きても動じないよう、
心得ているようなのです。




例えば、ビル・ゲイツは、
かなり前から疫病のパンデミックについて、
警鐘を鳴らされていました。

アメリカ政府の対応にヤキモキし、
自らの財団からワクチンや治療に必要なものを出資され、
注目を浴びることになりました。

もちろん、出資をされた気風の良さも感じますが、
それ以上に尋常ではない、危機感を覚えたと、
その著者さんは言います。

さらに、もしかしたら、Windowsが売れなくなることも考慮に入れ、
次の一手も考えているのではないか……と、
著者さんの主張は続くのです。

著者さん自身も、
今の主となる事業がスランプに陥ることも見越して、
手を打っていたから、
コロナ禍にあっても右往左往することがなかったそうです。




この話を聞いて、私は思いました。
プロであればあるほど、
危機感に突き動かされているのではないか、と。

たしかに、「不況だ、不況だ」という声は上がりますが、
今現時点で、日本人の多くの方が食うことに困るほどの危機的状況にないため、
不景気がどんなものなのかを痛感していないように思います。




私自身も、危機感をそこまで持っているかというと、正直微妙です。

「なんとかなるだろう」

そういうマインドでやっているので、
大胆なことをできる面もあるかと思いますが、
今回、リスクマネジメントの力もつけて行こうと思うようになりました。




では、どうしたら、リスクマネジメントの力をつけられるのか。

これは、その著者さんもおっしゃっていましたが、
「今の自分の仕事が売れなくなったら」という、
最悪の状況を想像することだと、思います。

「本の売り上げが半分になったらどうだろう?」

常にこんなことを考えることから始めようと思います。





皆さんも、万一、最悪の状況に陥ったらどうなるかを、
考えてみませんか?

もう何が起きても怖くないよう、
強い事業者として活躍していきましょう。

それでは、また!