著者になる人なら100%持っている、基本的な仕事観

仕事は誰かの問題解決のために行うもの。



これから本を書きたいのなら、
この「誰」というのが明確にして、
その「問題解決手法」を築き上げていくことが、
大前提になります。

ゆくゆく、本を書きたいのなら、
「誰の問題解決をするのか」を際限なく、
どんどん鍛えていきましょう。



とはいえ、特に、20代の社会人なりたての方は、
大きな仕事を任される機会が少なく、
何のために役立っているのだろうと、
不思議に思うかもしれません。



しかし、あなたが所属している会社の事業は、
誰かしらの問題解決につながっているはずですよね。

大元の会社が何を目指しているのか、
大義名分やビジョンはどんなものなのか、
あなたは意識しているでしょうか。

一回意識してみて、自分はそれらに賛同できるのか、
会社は本当にちゃんとその方に向かっているのか、
などをチェックしてみましょう。

もしも、賛同できなかったら、
どんな大義名分やビジョンだったらいいのか、
誰の問題を解決したいのかを考えて、
将来の展望を考えてください。

平日だと1日の3分の1以上が仕事時間に拘束されますから、
こういう将来の展望を考えることは、
忘れてはなりません。



ちょっと長くなりました。

さて、「誰の問題解決をするのか」という話をしましたが、
それだけを伝えたいわけではありません。

もちろん、それをしっかりと設定した上で、
「解決できた後の輝かしい未来」を見せられるかが、
本を書くうえで重要になります。

あなたはお客さんに「輝かしい未来」を見せられますか?
目の前にいるお客さんにそれをお話しできますか?

これが本当に大事です。



当たり前ですが、お客さんは「問題意識」は持っているものの、
「解決できた後の未来」を知りません。

どういう手法で問題解決できるかを示すのももちろん大事ですが、
どんないいことがあることを示してあげないと、
「この本、読んでみたい」と思わないのです。

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acworksさんによる写真ACからの写真


そこで、「輝かしい未来」をすぐに話せるように、
次のことはしっかりとストックしておきましょう。

  • 自分の体験談
  • 問題解決できたお客さんの声

特に、自分の体験談に関しては、
解決前から解決した後の世界まで、
丁寧にストーリーにしてみてはいかがでしょうか。

これは、自分のモチベーションも上がりますし、お勧めです。

それでは、また!