話せるけど書けない人が原稿を書く時に必ずやっておきたい! お手軽な方法

一瞬で聞く人のハートをキャッチするような話し方をされるため、
セミナーはリピーター続出で、連日満員で賑わっている、
そんな人気講師の中にも、
文章を書くのが苦手な方もいます。

というより、割合的に少なくありません。

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<a href="https://www.photo-ac.com/profile/1002904">TicTac</a>さんによる<a href="https://www.photo-ac.com/">写真AC</a>からの写真


正直なところ、この現象については、長年疑問でした。

もともと口下手で、話がうまくないと思っていた私からすれば、
「話せるんだったら、それをそのまま文字に起こせばいいだけでしょう?」
と思っていました。

「えっ、そんなことないよ」と思ったかもしれませんので、
少し説明しますね。

「書く」も「話す」も手段が違うだけであって、
自分のメッセージを伝えるという意味では、同じです。

その場の空気を読んで、適切に話せたり、
相手の興味を引くことができる能力を
文章を書くときに転用できないかを考えてみるのです。

とにかく、面白く話せるのであれば、伝えるための材料もあるし、
相手が関心を持つためのテクニックも備わっていることに、
気づいてほしいと思っています。





そこで、話に自信がある方は、
話を面白くするためにどういう伝え方をしているのか、
テクニック的なところを洗い出してみてください。

  • 一方的に話さずに、目の前の方に理解できているか確認する
  • 数字で具体的に伝える
  • たとえ話を用意しておく、などなど

いくつか挙げられたと思います。
実はこれらは文章を書くときに転用できるものですし、
私も意識して行っています。

こうして、書き上げてみることで、
「これを説明するときは、この例を入れているよな」など、
実は、無意識のうちに話し方に工夫していたことにも、
気づくはずです。



次に、セミナーをされている方なら、
そのセミナーを録音したものがあるかと思います。

それをあとで文字起こしして、
さらにそこに自分なりに赤入れをして、
文章を磨き上げて、原稿にしていくのです。

一度で修正するというより、
何度も何度も見直してみてください。



実は、この文字起こしから原稿を作る方法、
何より一から書くよりも省力化を図れるのでお勧めします。

今は、音声入力の機能も発展してきていますので、
正直、話し上手な方が使わない手はありません。



あと、最後に「文章が苦手だ」と勝手に思い込んでいないか、
そこを認識しておくといいでしょう。

文章は苦手だというレッテルを自分に貼って、
実際、そのようになっている方も多いように思います。

「話せているのなら書ける」が正解です。





それでは、また!