文章力を高めたいという視点で

ある程度、文章を書くのに、抵抗感がなくなり、
書き慣れてきたら、
質を高めたいとあなたは思いますか?

本業で忙しいにもかかわらず、
まだまだ文章力を上げられると、
こう努力される方、本当素晴らしいですよね。

実際、読者の立場に立って考えてみたら、
やはり文章力がある方の本を読みたいですし、
文章力のあるなしが、
売れを左右される一つの要素でもあると言えます。

特に、類書と差別化を図るためにも、
文章力は、身につけておきたいところです。



とはいえ、実際にどういうふうにしたら、
文章力は上がるのでしょうか?

今日は一つ、そのヒントをお教えしましょう。

  • 感情や風景を言葉にして端的に表現する


もちろん、これだけではなく、色々な要素が絡み合って、
確固たる文章力が備わります。

ただ、先ほどあげた「感情や風景」の表現は、
意外と盲点になるんですよね。

しかも、意識してこういう表現を日頃からしていれば、
いい表現が思い浮かびやすくなるので、お勧めします。

ビジネス書の場合、淡々と事実を述べてしまうことになりがちですので、
感情の熱量を調整することが、
いいアクセントになる面があります。



そもそも、人は感情の生き物だという話、
あなたも聞いたことがあるでしょう。

たとえその人とは初対面であっても、
自分と似たようなところがあったり、
共感するところがあれば、
グッとその人との距離が近くなったようなものです。

この効果は馬鹿にできません。
事実を丁寧に書いてみて、
なぜ自分はこう思ったのかを、
感情たっぷりで日記を書いてみるようにしましょう。



また、先ほど、風景についても、書きましょうという話をしました。

これについて、少し補足をします。

基本的に、私はビジネス書の著者さんになったら、
ご自身の体験をしっかり書けるかって大事になります。

その際、状況説明を5W1Hで丁寧に書く人も多いはずです。

そこでも気をつけないと、淡々とした文章になりやすいので、
「心情と風景がリンクするようなもの」という視点で、
文章に感情を入れてみるのです。

それでは、また!