文章上達のために覚えておくべき3つのマインドセット①
「ビジネス書の著者になりたいけど、文章に自信がない」
そんな悩みを抱えていませんか?
実感としては、かなり多くの方がこれに悩まされているように感じます。
そこで、今日は、そんな方のために、
文章上達するための「3つのマインドセット」を紹介したいと思います。
マインドセット1【日常で文章を書いていると自信を持つ】
まず、前提として、
ここ二十年で私たちは、
文章で伝達する機会がかなり増えてきているということを、
認識してください。
私が10代だった90年代中盤までは、
10代で携帯電話を持っている人など、ほぼ皆無でした。
たとえば、デートに誘いたい女性がいても、
その女性の家に電話をかけないとならないのです。
「お父さんが出たらどうしよう」
そんなことを思いながら、電話した方もいるでしょう。
女性が出たので、胸をなで下ろして、本題を伝えたら、
「実はお母さんだった」というトラップにひっかかり、
そこで恋が試合終了してしまった方もいるかもしれません。
閑話休題。
現代は、多くの量を短い時間で書けるPCが普及し、
携帯電話から気軽にメールを打てるようになりました。
多くのことが文章で気軽に代替できるようになったのです。
もし、手書きで原稿用紙10枚の課題を出されたら、
「手がつかれるし、めんどくさいな」と思う方も少なくないでしょう。
原稿用紙10枚分をPCで文章を作ることよりも、
はるかに労力がかかるように感じるはずです。
このことを考えると、こう思いませんか?
もちろん、紫式部や清少納言、太宰治の文才にはかないませんが、
「現代人の文章力の水準はかなり高いのでは?」と。
まあ、推測にすぎませんが、
「習うよりなれろ」という格言があるとおり、
手軽に書けるツールがあり、文章を書く機会も増えたわけですから、
それだけ上達しやすい環境にあるということです。
今日は、マインドセット1として、
文章を日頃から書いているため、
気づかぬうちに上達しているという話をしました。
もしかしたら、ピンと来ない方もいるでしょう。
その時は、日頃どのくらいの文章を書いているのかを検証してみてください。
メール、LINE、報告書、Facebookの投稿など、
とにかく書いた文章量を見るのです。
「あれっ、結構書いてね?」と思うはずです。
量を書いた自分をほめ、誇りに思ってください。
文章の上達は、そこからスタートです。
それでは、また!