本を読んで「ありきたり」と思っても本を読むべき理由

「成功者の話って、結局、同じだよね…」
なんて思っていませんか?

何冊か熱心に自己啓発書を読んできた方は、
一定の確率でそのようなことをおっしゃる方がいます。




気持ちはわかります。

著者の皆さんはもちろん、それぞれの道を歩み、
必死に実績を積み上げてきたわけですが、
著書で重要だと主張している考え方やノウハウは似ていたりしています。

「また同じ話か、聞き飽きたよ」
そう思うのも無理はありません。




しかし、それで読書をやめてしまうのは、
もったいないことです。

自己啓発書を読んで、
「聞き飽きた症候群」が出た方のために、
こんなヒントをお伝えします。

それは、自己啓発書を読むのは、成功への確認作業だ」と、
考えることです。




冷静に考えてみてください。

どの本も同じようなことが書いていたら、
「それって成功するために必要なこと」ではないでしょうか?

また、頭でわかっていることと、
実際にできていることは違うという話も、
聞いたことがあるかと思います。

あなたはその「聞き飽きたこと」を実践しているでしょうか?
常にそこは自問自答していくしかありません。

もし、実践していなかったのなら、
「どの本にも書いてあるこのことを実際にやってみよう」と翻意し、
実践してみることをお勧めします。




「と言われても、新鮮な気持ちで読めないや」
こんな欲張りな方もいるでしょう。

ここからは、本当にアウトプット力をつけたい人にだけ、
効果的な読み方を教えます。

それは、改めて自分の仕事観なるものをいくつか用意して、
それに似ている事例があったら、
メモをとることです。




たとえば、「何度失敗しても立ち上がる」ことが大事だと主張したい時、
自分の経験にプラスして、例示する必要が出てきます。

その時、どんな例を挙げますか?

よく知られているエジソンの話だけでは、
「そうだよね」と言われるのがおちですし、
読者から飽きられてしまいます。

そのため、あらかじめ「何度失敗しても立ち上がる」というアンテナを立てておき、
著者さんの経験でそういう類のものが出てきたら、
自分のアウトプットの場を想定して、さっとメモっておくのです。




内容自体はあまり他と変わらなかったとしても、
引っ張ってくる例やたとえが興味深いものであれば、
話が面白いとか独自性があると思われるものです。

そこに着目しましょう!

さあ、アウトプットを想定して読書の質を上げていきましょう。




それでは、また!