即使える! 強烈なインパクトを与える文章テクニック

読後、強烈な印象を残す文章と、あまり印象に残らない文章があります。

どういう文章が強烈な印象を残すか、昨日の記事を見たら、
何となくわかったかと思います。

でも、他に強烈な印象を残す文章のテクニックがあったら、
知りたいと思いませんか?

今日は、この問いに「YES」と言ってくれた人にだけ、
即使えるテクニックを紹介していきたいと思います。




さて、あまり期待されても困るので、最初に言っておきます。

おそらく、あなたはもうこのテクニックの存在を知っており、
何となく使えそうだと、気付いているはずです。

だけど、いざという時に、頭の引き出しから出すこともなく、
人によっては非常にもったいないことをしていたと、
思い知ることになるかもしれません。




・・・ちょっと、もったいぶってしまいましたね。
そのテクニックとは、オノマトペです。
要は、擬音語や擬声語のことです。

「えっ、そんなんでもったいないと思うの?」

思いますね。少なくとも私は思いましたね。

文章を読んでいただけなのに、オノマトペがあるだけで、
声や音が聞こえる錯覚を覚えたことがあったからです。

前に放送された『JOJOの奇妙な冒険芸人』では、
インパクトのある擬音語を45分の枠で紹介していたぐらいですから、
この表現がかなりの効力を発揮しているか、わかるでしょう。




では、具体的にビジネスで使えそうなものとして、
どんなものがあるのか、見ていきますね。

  • 心に【グサッと】刺さる!
  • 仕事が【サクサク】進む!
  • 【ズバッと】解決!
  • 【トロ〜リ】チーズがたっぷり!
  • 【じっくりコトコト】煮込んだスープ!
  • 【まるっと】お見通しだ!
  • これであなたも英語【ペラペラ】
  • 現役【バリバリ】のメジャーリーガー





さりげなく、仲間由紀恵さんがあるドラマで言いそうなセリフを忍ばせておきました(笑)

でも、どうですか?
インパクト、かなりありませんか?

普段からどんなオノマトペが使われているのか、
そしてそのオノマトペをどう応用できるのか、
確認してみることをお勧めします。

もちろん、『JOJOの奇妙な冒険』の荒木先生のように、
自分で作っても構いません。

「この道ぐわ〜っと行って、突き当たりをクイッと曲がるねん」
「ボールが来たら、腰をグイッと回してブンと振れ」

ただ、こういう関西系の道案内と超感覚派の打撃指導は、
参考にはなりません。
・・・気を悪くしたら謝ります。すみませんでした。




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それでは、また!

強烈なインパクトを与える文章を作るには?

TVショッピングを観て、その商品が欲しくなり、
つい購入してしまったという経験、ありませんか?

あくまで私はですが、
冷静に見てみれば、その商品がどんなにいい物であっても、
「誇張されているのでは?」と思ってしまいます。

しかし、大袈裟な演出に大袈裟な台詞、大袈裟なリアクションと、
これでもかというほど、コッテリした味付けにも関わらず、
ついつい買いたくなってしまうんですよね。

なぜなんでしょうか?

私はここに、文章を書く秘訣があるのではないかと、
見ています。




そもそも、何のために文章を書いているのかというと、
先日のブログでも書きました通り、
読み手に行動を促したいからです。

そういう意味では、
TVショッピングのような文章であれば、
目標達成していることになります。




「でもさ、台詞で成り立っているTVショッピングをどう応用するの?」

そう思われたかもしれません。

そんな方のために、今日は即真似できる技を紹介しますね。




それは、読み手が行動を起こしたくなるような
大袈裟な誇張表現を使う
ということです。

例えば、TVショッピングの例ではこんな感じですね。

・【極上の】睡眠をあなたに
・【今までになかった画期的な】商品
・【◯◯なしでは考えられない】
・【全米が泣いた
・【おかげさまで大反響】
などなど。




こっそり、洋画のお決まり文句を忍ばせました(笑)

なんとなく、わかりますか?

コツは、「オーバーじゃないの」と思われるくらいでかまわないと、
腹をくくることです。

A「ここのハンバーグは、他のどの店よりも美味しいです」
B「ここのハンバーグを食べちゃうと、他の店では食べられませんね。
 それぐらい、美味しい」

Bの方がインパクトありますよね。

実際に、他の店で食べられなくなるかというと、
人によってはそうでもないと思うのですが、
個人の感覚の問題なので、あながち否定もできません。

ここぞっていう時に、誇張表現を使ってみてはいかがでしょうか?




ただ、先ほど「腹をくくる」と言った通り、
実情と表現がかけ離れていたら、
あなたの信用に傷がついてしまいます。

もしかしたら、信用性を担保にして誇張表現を使っているからこそ、
読み手に大きなインパクトを与えられるのかもしれません。

そもそも、自信がないと、大きなことは言えないものです。

このことも頭に入れながら、上手に誇張表現を使ってみてくださいね。




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それでは、また!

文章による感情の出し方

前回のブログでも書きましたが、
文章を書く際、「感情」を出すことを意識してみましょう。

とはいえ、こんな疑問も生まれてくるでしょう。

「どんなふうに感情を出したらいいのかわからない」

この気持ちもわかります。
脈絡もなく切れ出したら、
「この人、大丈夫かな」と思われかねませんし…




そこで、今日は感情をいかに出すかのヒントを、
お伝えしようと思います。

その前にまず、確認しておきたいことがあります。

なぜ感情を発露する必要があるのでしょうか?

「えっ、文章にリズムをつけるためだって言ったじゃないか!」

いや、それだけではありません。
ずばり、読み手の感情をゆさぶるためです。

そのことを考えると、
喜怒哀楽の「怒」と「哀」をうまく表現することが鍵を握ります。




さて、どういう時にあなたは、
怒ったり、哀しくなったりしますか?

私の場合、アドバイスしているのに、相手の心に今一つ響いていないときなど、
あえて「怒り」を表現することもあります。

相手のことを思い、よくなってもらいたいと思っているからこそ、
つい語気を荒げてしまったこともありました。

一方、哀しい時は、もうそれこそ、いろいろとあります。

例えば、大好きな祖母が亡くなったときは喪失感を覚えました。
能力が及ばず、まわりに迷惑をかけた時なんて、
無力感にさいなまされ、哀しくなったものです。




なんとなく、気づいたでしょうか?

・「怒」は「あなたのことを思って、本当に大事だと思っているから、
 言っているんだよ」という真心の強調表現
・「哀」は「私もこういうことあるし、わかるよ」という同情を呼び起こす共感表現

もちろん、両方を一つの文章の中に入れる必要はありませんが、
相手の心を揺さぶる効果効能があるといったことを覚えておいてください。
それをここぞで、使ってみるのです。




ただ、そうは言っても、「なかなか喜怒哀楽を普段から出さないよ」という方もいるでしょう。

そんな時は、喜怒哀楽のそれぞれの感情に、
キャラクターを設定してみてはいかがでしょうか?

たとえば、「怒」はテニススクールの生徒を叱咤激励する松岡修造さんとして、
松岡さんはどのようにどんな時にどんなふうに「怒る」のかを想像してみるのです。

松岡さんが憑依して、熱い叱咤激励を飛ばせるようになるでしょう。




最後に、「キャラと違うから」としらけたり、
はずかしいと思う必要はありません。

結果的に読まれる文章になるわけですから!

それでは、また!

文章にリズムを持たせるために考えておきたいこと

「文章にリズムを持たせようと言われても、実際にどうしたらいいの?」
そんな疑問を持ったこと、ありませんか?




私はあります。
文章にリズムって、抽象的に感じますよね。

「そうか! メトロノームを横に置いて、一定のリズムで文章を書けばいいんだ」

そんなこと、ないですよね。

音楽だったり、体を動かすスポーツであれば、
リズムをどう変えるかなんて想像しやすいですが、
それが文章だとそうはいきません。




「おいおい、お茶濁してないで教えろよ」

そんな声が私のiMacから聞こえた気がしましたので、
簡単なリズムのつけ方を今日は二つ教えますね。




まず、ちょっと話にお付き合いください。

小学生の時、全校生徒や先生が集まって、
校長先生の話を聞く機会がありましたよね?

校長先生の話は退屈極まりないというのが、
相場で決まっています。




さて、何が言いたいのかというと、
多くの話し手が、伝えることに全集中するあまり、
聞き手を楽しませようという意識が働いていないということです。

同じ内容を話すにしても、
声の大小や話のスピードの緩急によって、
その話の面白さが変わってくるところがあります。

例えば、古典落語なんてその最たるものです。

一言一句同じことを言っているのに、
面白く聞こえたり、つまらなく聞こえたりしますよね。




実はここに「文章のリズム」をつけるヒントがあります。

話し方における緩急や声の大小を、
文章で意識するのです。




具体的にはこんな感じです。

  1. 文章の緩急・・・さらっと書くところ、しっかりと書くところを分ける
  2. 文章の声の大小・・・伝えたいところは強調表現を使ったり、感情を出す


まず1.の緩急で大事なのは、
さらっと書くところは事実のみにとどめると、割り切ることです。

本当に大事なところだけ、例示したり、論理を書けばいいと割り切りましょう。




次に、2.の声の大小で大事なのは、
これもここぞという時に使うことです。

このブログは割と平坦に感情を出さずに書くようにしていますが、
もう大事なところでは感情を爆発させても構いません。




では、この記事の一箇所を感情的にしてみましょう!

【多くの話し手が、伝えることに全集中するあまり、
聞き手を楽しませようという意識が働いていないということです】

 ↓

【聞き手を楽しませろよと、声を大にして言いたいです】

雰囲気が変わったでしょう?

あまり多用すると、暑っ苦しく感じることもあるので、
そこは注意が必要です。




今日は簡単なリズムの付け方を紹介しましたが、
まだまだリズムをつける方法はありますので、
また書きますね。

緩急と声の大小を意識しながら、
是非とも文章を書いてみてください。

参考になりましたら、私を応援してくださいね。




それでは、また!

文章上達したいなら二つの視点を持とう

「文章が上手になりたいけど、どういうところに注意すればいいか分からない」
そんな悩みを持っている方も少なくありません。

今日はその「どういうところ」を指摘していきたいと思います。




まず、文章上達だけにとどまらない、成功ルールがあります。

おそらくこれは、あらゆることに共通することでしょう。

一つのことを上達したいと思ったら、
次の二つの姿勢でアプローチするべきです。

それは、積極的にいい行動をしていく姿勢と、
失敗する悪い習慣・行動をなくしていく姿勢です。




故・野村克也監督はよくメディアで、
「勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けなし」
とおっしゃっていました。

有名な言葉ですので、知っている方も多いでしょう。

ここで大事なのは、
「負けという結果は全て説明ができる」
という点です。

つまり、勝つためにはいかに「負けの要素」をなくしていくか、
この観点も欠かせないのです。




また、ある著者さんは、「成功法則よりも必敗法則をつかんだ方がいい」とおっしゃっていました。

脱落していった経営者を数多く見てきて、
皆同じような失敗をしていたことに気づいたそうです。




では、文章上達のために、悪文になる点を紹介していきましょう。

  • 一文が長い  →短くする
  • 文末が揃いすぎている  →です、ます、否定語、過去形を駆使する
  • 主語と述語が分かりにくい  →主語と述語の位置を離しすぎない
  • 言葉(こと、という、しまう、など)が重複して煩わしい  →減らす
  • 逆説ではない「〜が、」を多用する  →文章を切るか、文のつなぎ方を工夫する
  • 接続詞が多い  →減らす


・・・ざっとこの辺りが思い浮かびます。
さらに解決策も簡単に提示してみました。
以前、このブログで書いたこともあるので、
ここでは割愛します。




こう書くと簡単なように思いますが、
ついついやらかしてしまうのが人間というものです。

特に、急いで書くときは注意が必要で、
後でしっかりと推敲することをお勧めします。




文章を書いたら書きっぱなしにするのではなく、
時間を置いて、一度書いた文章を読み直して、
できれば推敲しておきたいところです。

しかし、忙しくて推敲の時間が取れないというのなら、
上にあげた悪文の癖を使っていないかだけでも、
チェックしてみてはいかがでしょう?




ちなみに、この「悪いものを取り除く」視点は、
企画立案でも役立ちます。

それでは、また!

本を読んで「ありきたり」と思っても本を読むべき理由

「成功者の話って、結局、同じだよね…」
なんて思っていませんか?

何冊か熱心に自己啓発書を読んできた方は、
一定の確率でそのようなことをおっしゃる方がいます。




気持ちはわかります。

著者の皆さんはもちろん、それぞれの道を歩み、
必死に実績を積み上げてきたわけですが、
著書で重要だと主張している考え方やノウハウは似ていたりしています。

「また同じ話か、聞き飽きたよ」
そう思うのも無理はありません。




しかし、それで読書をやめてしまうのは、
もったいないことです。

自己啓発書を読んで、
「聞き飽きた症候群」が出た方のために、
こんなヒントをお伝えします。

それは、自己啓発書を読むのは、成功への確認作業だ」と、
考えることです。




冷静に考えてみてください。

どの本も同じようなことが書いていたら、
「それって成功するために必要なこと」ではないでしょうか?

また、頭でわかっていることと、
実際にできていることは違うという話も、
聞いたことがあるかと思います。

あなたはその「聞き飽きたこと」を実践しているでしょうか?
常にそこは自問自答していくしかありません。

もし、実践していなかったのなら、
「どの本にも書いてあるこのことを実際にやってみよう」と翻意し、
実践してみることをお勧めします。




「と言われても、新鮮な気持ちで読めないや」
こんな欲張りな方もいるでしょう。

ここからは、本当にアウトプット力をつけたい人にだけ、
効果的な読み方を教えます。

それは、改めて自分の仕事観なるものをいくつか用意して、
それに似ている事例があったら、
メモをとることです。




たとえば、「何度失敗しても立ち上がる」ことが大事だと主張したい時、
自分の経験にプラスして、例示する必要が出てきます。

その時、どんな例を挙げますか?

よく知られているエジソンの話だけでは、
「そうだよね」と言われるのがおちですし、
読者から飽きられてしまいます。

そのため、あらかじめ「何度失敗しても立ち上がる」というアンテナを立てておき、
著者さんの経験でそういう類のものが出てきたら、
自分のアウトプットの場を想定して、さっとメモっておくのです。




内容自体はあまり他と変わらなかったとしても、
引っ張ってくる例やたとえが興味深いものであれば、
話が面白いとか独自性があると思われるものです。

そこに着目しましょう!

さあ、アウトプットを想定して読書の質を上げていきましょう。




それでは、また!

文章上達のために覚えておきたいマインドセットその③

「文章を書いているうちに、迷いの森に入り込み、出口を見つけられない・・・」

そんなこと、ないですか?
今日はその解決法を教えますよ!




さてさて、お待たせしましたねぇ〜!

少しエンスト気味でしたが、
これから更新頻度もバリバリと上げていきますよ!

冒頭の回答はこちら。

マインドセット3:あなたは何を誰に伝えたいのか?】




そもそも、何のために文章を書くのかという明確な理由を、
あなたは見失ってしまっていませんか?

いきなり書き始めるのではなく、
少しの時間でいいので、文章を書く目的(迷いの森の出口)について、
考えてみましょう。

「自社のことを知ってもらいたい」
「自社商品のことを知ってもらいたい」
「好きなあの子に想いを伝えたい」




目的というと、こんな目的がパッと浮かんだ方もいらっしゃるでしょう。

これじゃちょっとまだ甘いので、
もっと踏み込んだ目的を考えてください。




「えっ、もっと踏み込んだ目的?」と背後から急に水鉄砲を打たれたように、
驚かれたかもしれません。

何も難しいことではないですよ。

あなたがこれから書く文章を読んでもらいたい人を決めて、
その方にどんな行動を起こしてもらいたいか、
そこまで考えてみるのです。

好きな人に「好きです」とだけしか伝えなければ、
相手はどう答えていいか分かりませんよね?
それと同じです。




具体的な例で言うと、こんな感じで書いていきます。

①文章に自信がない人(もっと言えば活字嫌いな方)に、
②自社の文章上達キットを購入してもらいたい




ね、簡単でしょう?

もちろん、この場合、いかに魅力的な商品なのか、
その商品を体験した自分がどんな自分になっているのかなど、
読み手が「ぜひ買ってみたい」と思うように持っていく必要があります。

ただ、そこから先はテクニック的な話で詳しく話したいため、後日に回します。




とにかく、今日はこの二つをおさえて、
毎回文章を書くときに意識してみましょう。

①あなたの文章を誰に読んでもらうのか?
②どんな行動を起こしてもらいたいか?




さて、文章を書くときのマインドセットを紹介してきました。
総じて言えるのは、難しく考える必要など、全くないということ。

苦手意識を一旦横に置く意識で、書いてみてください。

下手くそで上等!
同じアホなら踊らにゃ損ってやつですよ!




それでは、また!